さて、本コラムも無事に100回目を迎えることができた。
「無事に」も何もぼく一人で書いて投稿してるものなので、達成しようがしまいが結局はぼくの努力次第なのだが、とにかくスタート当初の目標であった「休まずに100回まで続ける」を達成することができて心から安堵している。
2021年の9月から始まり週2回更新。自動投稿が上手くいかずに更新曜日がずれてしまうことはあったが、「週2回」というルールは破らずに100回まで続けられたことを誇りに思う。貴方もぼくを誇りに思ってくれて構わない。
今思い返すと、最初の数ヶ月はとてもラクだった。何事もそうであるが物事は「やろうと思ったときがヤル気のピーク」である。
コラムをスタートさせたときは驚くほどに筆が止まらず「嘘だろ?俺の中にこんなに言葉があるなんて…」と震えが止まらずに毎日毎日書きまくっていた。正直、週2回ではなく週3回の更新にしようかと思ってたくらいである。それくらい絶好調だった。
週2回の1ヶ月分、およそ月10本のコラムを前月中に書き終えることもしばしばあった。要するに11月の頭に11月分全てを予約投稿し、11月中は12月のコラムを書く、というスケジュールだ。
定期的な近況報告はしていても、このようにテーマに沿って自分の考えを書くものは久しく書いていなかったので本当に楽しい時間だったし、時間的な余裕もあった。
しかし時間が流れ、ぼくを取り巻く環境にも変化が訪れると本コラムの執筆が徐々に負担になっていった。わかりやすく言うと「うわ…もうコラム書かなきゃストックないやん…」と無理やり時間を作って書かなきゃいけないほどだった。苦痛だったこともある。
以前も書いたが正直、このコラムは多人数の目に触れていない。毎度読んでくれてる方も基本ぼくを応援してくれてる方々なので、ぶっちゃけ更新ペースを落としても何も文句を言われることはない、と思う。
しかしながら、である。
やはり自分の意思で、一度やると決めたものを簡単に引っ込ませるわけにはいかない。
逃げ癖がつくのは悪いことだ。状況に応じて逃げることを選択するのは構わない。しかし逃げ癖がつくことはなんかとってもいけないような気がする。
誰に言われるでもなく始めたコラム。
だからこそ死ぬ気で書いてきた。
そして100回。
ぼくは今猛烈に感動している。
次の目標は当然200回。週2回のペースを守りつつ、失われつつある時間の中で理性を守りつつ書き続けることができるのか。貴方に刮目してもらいたい。
100回の記念回なのに短い文章になってしまったが、何を隠そう今も隙間時間にこれを書いている。
本当に時間がなくなってきた。
しかしコラムは続ける。
続けるのだ。クオリティは気まぐれ。
何かひとつ、貴方に刺さる言葉があることを信じて。