コラム(不定期更新) 怖いネカフェの話

♯99 池袋ウエストゲートパーク

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今まで数限りないドラマを見てきたが、「池袋ウエストゲートパーク」ほど我が人生に深く影響している作品はない。

 

今までで一番好きなドラマは?的な話題の時は必ず名前を出してるし、本当にぼくにとっての歴代ナンバーワンである。

 

主演は長瀬智也。大雑把な内容は「果物屋の不良息子マコト(長瀬智也)が同じく不良仲間と池袋の数々の事件を解決する」といった内容だ。

 

共演者も今からすれば信じられないくらい豪華。加藤あい、窪塚洋介、佐藤隆太、坂口憲二、妻夫木聡、阿部サダヲ、高橋一生、渡辺謙などなど。

 

放送は2000年4月〜6月。当時中学三年生だったぼくはこのドラマにめちゃくちゃハマった。録画したものを友人に勧めて普及活動をしたくらいだ。

 

このドラマの最大の魅力はいわゆる不良的な若者のリアルを切り取ったところにある。援助交際やカラーギャングの抗争を美化することなく、それでいて面白おかしく描いている。

 

それもそのはず脚本はあの宮藤官九郎。本作が連続ドラマデビュー作である。宮藤官九郎が書く「生っぽい台詞」は当時のぼくにとってかなり衝撃的だった。本作を見れば一目瞭然であるが、とにかく台詞が「生きている」。躍動しているのである。

 

個々の役者も素晴らしく、バラエティ豊かな登場人物の中で一人たりともキャラが被ることがない。

 

元々小説で出されていた短編を幾つか組み合わせているので構成や伏線も巧妙で、全話通じての「大きな主題」と各話ごとの「主題」が上手く繋がっていくのも面白い。

 

そんな大好きな池袋ウエストゲートパーク。

 

何度も観たことある作品だったが、最近配信されたので数十年ぶりに見直してみた。

 

これがもう本当に面白い。

なんでこんなに面白いのってくらい面白い。

 

気になる人は是非とも見てほしい。

スマホカメラもLINEもない時代。何者にもなれずに自由気ままにその日を楽しく過ごしていた若者の今じゃ考えられない日常が描かれている。

 

ちなみに本作は、ぼくが俳優として最高ランクに好きな「窪塚洋介」の大出世作である。

 

この作品で窪塚洋介に出会ったぼくはその後数年に渡り、全ての窪塚出演作を劇場公開初日に観ている。それほどまでに本作の窪塚洋介は輝いているし、今だに彼が本作で演じた「キング」を越えるキャラクターに出会えていない。

 

窪塚洋介の話は長くなるので、またいずれ。

とにかく「池袋ウエストゲートパーク」は面白い。

時間がある方は是非ご覧ください。

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