こんにちは、小野哲平です。
この記事では現在販売されているぼくの書籍を紹介します。
2017年にぼくが代表を務めるトムランドで「儚人~はかなびと~」という作品を上演しました。
この舞台の評判が良く、有り難いことに上演後「台本を読みたい」との声が幾つか寄せられました。
作品が愛されることは、作者としてとても光栄なことです。
しかしトムランドは極小団体。
台本を読んで貰おうにも、製本して販売するだけの資金はありません。
そこで色々と調べ、電子書籍での販売なら可能だと判断し、上演してから1年後に販売を開始しました。すると初日から沢山の購入者が…。
およそ1年前に3日間だけ上演した作品の台本を待ってくれていた人が何人もいたのです。
それがキッカケとなり、そのあと手掛けた作品の台本は『電子書籍』で販売する形を取っています。
本の肌触りが好きな方には抵抗があると思いますが、よろしければぼくが生み出す世界観に触れてみてください。
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30日間無料なので読んで退会すれば本当に無料で読めるという…
儚人~はかなびと~ 400円
物語の始まりはある公園。そこには恋人を待つ永井とその兄である知的障害者のマモルの姿が。
永井は今日、初めて恋人に兄を紹介する。恋人の桃子は永井との結婚を望んでいた。
例え彼の家族に障害者がいても、理想の結婚生活にならなくても二人なら乗り越えられると信じていた。おそるおそる公園に足を踏み入れる桃子。兄の面倒を見つつ桃子を待つ永井。状況が分からず菓子をむさぼるマモル。初めて会う恋人の兄に戸惑う桃子。そして永井は意外な言葉を桃子に言い放つのであった。
2017年上演の舞台脚本。登場人物は7名。
人間同士の数奇な繋がりを描いた群像劇です。
一番最初に販売した作品で一番売れています。
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迷い道 200円
物語は後藤の自宅に朝日と立原が招かれるシーンから始める。
大学の同級生だった三人はその日様々なことを語り合う。
今まで話せなかったこと、気になっていたこと。
愛とは、友情とは、人生とは。やがて思い出す共通の友人、野口。
後藤の妻、響子の行動によって三人がずっと忘れていたことが蘇る。
どうして野口のことを忘れていたのか。思い出すことは幸せなのか。納得できない人生に、納得できる言い訳を探して、
今宵三人の男は語る。これは、三人が送る六人の物語である。
2018年上演の舞台脚本。
場面転換なしのノンストップ3人芝居です。
「儚人~はかなびと~」よりもこちらが好きだという方も多いです。
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短編集「FLY、ELLY」 100円
屋上から飛び降りる女性が偏屈な男に見つかり死を止められる表題作「FLY、ELLY」、最強を決める高校生たちの熱い戦いを描いた「最強高校生 三枝守」、天才ピアニストによって人生を狂わされたしまった二人の男が再会する「雅彦と晴彦」など、切ない作品から作者お得意のコメディまで短編作品を10本収録。