コラム(月木更新)怖いネカフェの話

♯103 歌舞伎の話~その参

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前回までの話はこちら

 

客席を埋める&話題を作るには2.5次元歌舞伎は効果的である。

しかしそればかりでは本当の意味での歌舞伎ファン(古典を愛してくれる人)には到達できない。

 

では、歌舞伎の新規ファンを獲得するにはどうすればいいのか。

 

その前に。

 

逆説的な意見になるが、第一に考えるのは新規ファンではなく「今、来ている人を大切にすること」だとぼくは思っている。

 

当たり前じゃん!と思うかも知れないが本当に言葉のままである。歌舞伎に興味ない層に一生懸命アピールするのも大切だが、それと同じくらい「歌舞伎を愛してくれる人がもっと貢献できる&喜ぶシステム」を作ることも大切なのではないだろうか。

 

正直、幹部俳優がテレビドラマで知名度を上げるよりも、一人の歌舞伎好きが家族や友達に歌舞伎を薦めて歌舞伎座に連れて来る方が遥かに効率的だと思っている。

 

なので複数名以上のグループ割引があってもいいと思うし、何度も観たい人の為にリピーター割引があっても良いのではないか。単価が落ちても空席があるよりは遥かに良いだろう。

 

(注)グループで来場すると上演中も色々話す人が続出するのでは、という意見も出てきそうだが、それ自体はグループ割云々の問題ではなく元々ある問題なので混同して考えることは避ける。

 

根本的にどれだけ宣伝したとしても、そもそも歌舞伎初心者が歌舞伎座に一人で行くのはなかなか敷居が高い。値段的にも雰囲気的にも。(その入りづらさが歌舞伎座の魅力でもあるのだが)

 

だからこそ「既に来てくれているお客様」の存在は歌舞伎界にとって宝物なのだ。その宝物を大切にすることを忘れて新規ばかりに目を向けているととんでもないことになる。

 

「どうすればもっと客席が埋まるだろうか」従来の歌舞伎ファンの声に耳を傾け、彼らがもっと足を運びやすくするサービスを考えることが、結果として新規ファンの開拓に繋がるとぼくは考えている。

 

それを踏まえた上で次は「歌舞伎を知らない層」について考えよう。

 

続く。

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