もし無人島に三曲だけ音楽を持っていくことができたら何を選ぶべ
自分で考えた問いに半月以上悩んでいる。
前提条件として、バカンスでの無人島ではなく、
このまま誰も助けに来ないかもしれない、
イヤホンで聴くのかスピーカーで聴くのか、
最初に浮かんだのはウルフルズの「ガッツだぜ」。
聴けば聴くほど生きる気力が沸いてきて、ガッツだぜ!
パワフル魂なんてもはや何なのか分からないし、
ガッツだぜを聴くことで生への渇望を呼び起こし、火を焚き、
となると、二曲目もガッツだぜ的な応援歌がいいのだろうか。
応援歌…坂本九の「明日があるさ」。
明日があるさ 明日がある
若い僕には 夢がある
…弱い。魂を奮い立たせるよりも淡々と頑張ろうぜ的な感じだ。
寝ながらでふと思ったが、安眠の為の曲を入れてもいいのでは。
暗い夜、空には月。
月…鬼束ちひろの月光はどうだろうか。
Iam God`s Chaid
この腐敗した世界に堕とされた
怖すぎる。
優しい曲…ならば徳永英明の壊れかけのRadioはどうか。
何も聴こえない
怖すぎる。
無人島に何も聴こえないはヤバい。
やはり原点に戻って応援歌か。ガッツだぜに勝る曲。
信じ抜く…ダメになりそうなとき?
大事MANブラザーズバンドだ!
負けないこと 投げ出さないこと
逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それがいちばん大事
この口うるさい姑のような歌詞こそ、
あと一曲。やはり同じ系統の曲は選びたくない。
いや、冷静になれ。ダメだったときのことを考えてない。
基本はウルフルズと大事MANブラザーズバンドで脱出を図るとし
全身傷だらけになりながら、獣と戦い、魚を捕まえ、
やがて力尽き、己の限界を知り浜辺で死を迎える。
せめて最期は優しく、
さよなら、さよなら、さよなら。
オフコースのさよならだ。
間違いない。
もう、終わりだね
そう言って死んでいこう。
決まりだ。
ガッツだぜ
それが大事
さよなら
この三曲を持ってぼくは無人島に行く。