コラム(不定期更新) 怖いネカフェの話

♯71 T型人間

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T型人間になりなさい。

 

お世話になった大学教授の言葉だ。

 

T型人間とは「全てにおいて何かが言えて、何かにおいて全てが言える人間」である。全てを横軸、何かを縦軸とすれば言える範囲は無限に広がるTになる。なかなか言い得て妙である。

 

「専門外のことだから」と他分野の出来事に興味と意見を持たないのではなく、自分の見える範囲で自分自身の考えを持つこと。そして自身の得意な分野・専門分野に関してはトコトン勉強を追求して何でも答えられるようになること。

 

T型人間。

この言葉が凄く好きだ。ぼくの名前がTなのも若干関係しているかもしれない。

 

T型人間であろうと日々心がけている。

幸い今はスマホがあればいつでもどこでも情報にアクセスすることができるので、世の中の出来事を知ることは全く困難ではない。

 

テレビと違ってインターネットは能動的な世界。一方的に流れてくる情報ではなく、自分で飛び込む情報の海を選ぶことができる。

なので様々なニュースに触れて自分なりの意見をその場で言葉にできるように訓練している。

 

わざわざ火種を投下するような真似はしたくないのでSNSやヤフコメに書くようなことはしないが、なるべく明瞭な意見を浅く広く持つように心がけている。

 

専門的な意見は専門家に任せる。専門家ではない自分から見てこの出来事がどう見えているのか自分に問い掛けて言葉を探す。

 

一種の脳トレに近いかも知れない。別に公表するわけではないので、その出来事の続報で意見を変えてもいい。大切なのは「自分がどう感じているのか」である。

 

定期的に自分と向き合う時間を設けないと自分を見失っていく。

数少ない友達も同じように社会の出来事をひと通りチェックしているので、会うときはいつも互いの意見を交換したり、足りない知識を補い合ったりしている。

 

それはとても有意義な時間だ。

 

そして自分の専門分野には飽くなき探究心と、どこまでも知識を広げる推進力が必要である。

○○のことはアイツに聞けば間違いない。

周りからの信頼を勝ち取り、その分野に関しての質問をされるレベルまで登り詰めなければいけない。

 

どこまでも浅く広く、それでいて狭い範囲で底の見えない知識を持ち続ける。

T型人間は正にぼくの理想である。

 

何についても何かを書けるようにと、このコラムもぼくをT型にする為の勉強に一役買っている。

 

立ち止まればそこで終わり。

いつまでも、どこまでも広がるTになるために今日もぼくは学び続ける。

 

サボることもあるけれど。

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