コラム(月木更新)怖いネカフェの話

♯1 友達

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最近気付いた。

ぼくは友達が圧倒的に少ない。

 

正直、確実に友達と言えるのは3人。

うち2人は結婚していて家が離れているので、気軽に会うことはできない。

 

残り1人は決して近くはないけど頻繁に会うことができ、しょっちゅう連絡を取っている。

 

しかも全然結婚しそうにない。

女の影も感じない。優秀な友達だ。

 

無駄なものが一切ない広い部屋で、音楽をオシャレにレコードで流し、プロジェクターで映画を大きな白い壁に映して鑑賞という、中世の貴族のような優雅な暮らしをしているのに、全く女の影がない。

 

お酒もそこそこ飲めて、気が利いて優しくて美味しい店も知ってて経済力もあるのに全く女の影がない。当人は彼女欲しがってるのに女の影がない。

 

友達としては完全なる優良物件である。

 

だが、その友達には友達が沢山いる。

よくある「類は友を呼ぶスタイル」ではなくて、シンプルにぼくだけが友達がいないのだ。

 

勿論、長年会ってない人で「友達かそうじゃないかで言ったら友達」みたいな人は結構いる。

しかし本当に何の気兼ねなく話せるのはそいつだけである。

 

なぜこんなことになったのか。

 

友達が少ないことを憂いてはいないが、その理由が解明することには興味があり考えてみることにした。

 

まず幼稚園。クラス全員が友達だった。

男女構わず下の名前で呼び合い、バレンタインには沢山チョコをもらった。

 

ここがピークだった。

 

「1年生になったら友達100人できるかな」と夢抱いて入学した小学校。

確かに友達は増えた。

 

だがそのときぼくは思った。

 

「幼稚園の友達、全然会わないな」

小学校に上がったら幼稚園の友達と会わなくなって小学校の友達とだけ遊ぶようになった。

 

以後、このシステムがぼくの人生の友達ルールになっていく。

 

中学校に上がれば小学校の友達は疎遠になり、高校生になれば中学の友人が疎遠、大学生で高校の友人が疎遠。

 

そして、大学を卒業して…詰んだ。

 

バイトをすればバイト先で友達ができ、バイトを辞めれば疎遠になる。

 

要するに同じ場所に属してる人しか交流しないのである。しかも属してるとき限定で。

日常的に会わなくなれば、わざわざ誘うこともないし誘われることもない。

 

属する宿がなければ詰むのだ。

 

そういえばその友達がよく言う。

 

「この前同僚と飲んだんだけど」

同僚って何だ?会社勤めをしたことないぼくには同僚の感覚がわからない。

 

「この前同僚と飲んだんだけど」

一生言うことのないフレーズだ。この台詞がある作品に是非とも出演させてほしい。

 

そうして属するものがない今、ぼくにとってはその友人は極めて貴重な存在である。

もし女の影がチラつこうならすぐさま必殺仕事人となり、手を汚す覚悟はできている。

 

こうしてぼくに友達がいない理由が明らかになった。だが、属する宿以外にもう一つ大きな理由がある。

 

性格の悪さだ。

ぼくは圧倒的に性格が悪い。

 

こればかりは仕方ない。ぼくが悪いのではない。ぼくの性格が悪いのだ。

 

友達を増やしたいとは思わないが拒む理由もない。

 

そんなわけでぼくと久々に会いたい、友達になりたいという方は連絡ください。

お金はないけど時間はある。女の影も一切ない。

 

わりと優良物件だと思いますよ。

ん、性格が悪いから事故物件か。

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