こんにちは、小野哲平です。
以前ぼくが住んでる街とその街にまつわる友人との思い出をだらだら書いたら意外に好評だったので、また同じように思い付くままに書くことをしてみようかと思います。
こういう日記みたいな記事は公開後にSNS経由で読まれても、その後検索でヒットすることはないのでブログ運営の側面からすれば捨て記事です。
ですが、ぼくはこのブログを自分が生きている証にしたいと考えています。
だから今、ぼくが思うことを書き残しておくことは未来のぼくにとってとても大切なことだと思っているのです。
今日書くのはバイトを辞めた話です。
2年半続けたバイトを辞めました。
これを書いてる前日が最終出勤日でした。
なのでこれから先に薄らいでいくであろうバイト先への思いがまだ胸の中にうごめいています。
この思いがあるうちにキーボードを叩いておこうと思いました。
そのバイトはぼくの生活の中心にありました。
退職するにあたって挨拶できなかった人も沢山いますし、挨拶したところでぼくが退職するに至った理由を細かく話すわけでもないので、なんとなくここに書き記しておきます。
関係者がこれを読んで「へーそうだったんだ」くらいの気持ちを生み出すことができたならこの記事にも価値が生まれるのかなと思います。
楽しい職場でした。
何かが嫌になって辞めたわけではありません。
今までやったどのバイトでもだいたい朝起きたら「今日かったるいなー」と思うことが少なくない回数あったのですが、昨日まで務めていたバイトはそれがありませんでした。
それは圧倒的に働いてる面々の人柄。
バイト先にいれば誰かがいる。その誰かと他愛のない話ができる。
それが日常であり、ぼくの精神安定剤でした。
仕事内容もとても楽しかったです。
詳しくは書きませんが皆でひとつのモノを作っていく過程が文化祭や演劇のそれみたいで、チームワークが悪ければ結果は悪くなるし、チカラを合わせればより良い結果になる。
じゃあどうすれば最適解を生み出せるのかを考えながら仕事をするのがぼくは好きでした。
演劇を含む芸能活動に深い理解があって、シフトも融通が利きました。
オセローに出演した際は稽古と本番で二ヶ月丸々休みをもらいました。
他にも演劇関係者が多く在籍しており、誰かが本番の時は別の誰かがバイトを頑張る、という風に持ちつ持たれつで上手く回っている会社でした。
演劇でもブログでもYouTubeでも、ぼくのやりたいことでの収益化が軌道に乗るまではずっとここで働くんだろうなとリアルに思っていました。
でも、辞めました。
理由は複数あるのですが、一番大きいのはこれ。
この会社にいて得られるモノがもう何もないことに気付いたから。
二年以上働いていると後輩も沢山増えるし、仕事内容も知らないことは少ないです。
そうなるとあとはただ同じ時間の繰り返しなんですよね。
新人に仕事を教えるだけの日々。
その日々に付随して得られる自身へのプラスが見つかりません。
ぼくはブログも脚本も勉強もすべて自宅作業です。
すべて自宅で書きました。
書く作業は自身を成長させてくれます。
つまり「自宅滞在時間=成長時間」。
これから先の人生を理想に近付けるにはこの成長時間の量が勝負の鍵になります。
なので自宅にいる時間を増やしたいと思いました。
そのバイト先は通勤に時間が掛かります。
帰宅も早い時間ではありません。
ブログを書いたり勉強を始めたことで、今まで特に気にしていなかった通勤時間を無駄な時間だと思うようになりました。
この時間が半分になれば作業量が倍になるのに。
楽しいバイトでした。
でも楽しいだけじゃダメなんだ。
ぼくが人生で成し遂げたいことや手に入れたいものを考えたときに楽しいだけじゃ何も手に入らないっていう結論に辿り着きました。
だから辞めました。
たぶん本格的にブログを始めたり、YouTubeに手を出していなかったら今も楽しく続けていたと思います。
でもきっと、楽しくいることが思考を停止させていました。
「今が楽しい」延長に「未来も楽しい」があるとはどうしても思えません。
ただ逆算して「未来を楽しい」にするために今とるべき行動は分かってきました。
退路を断ちました。
ここから先は修羅の道です。
三年で人生を変える。その六分の一は既に終わりました。
今のところはすこぶる順調…かな?
情に絆されることが未来を遠くする。
理想の未来に向かって正しい努力と的確な行動、これを守りたいです。
<追伸>
たぶん「辞めないでほしい」と言われたらまだ辞めてなかったかもしれません。
その心の甘さと、「辞めないでほしい」との言葉のひとつも貰えなかった自分の過剰なまでの自意識を情けなく思う本日です。笑