Twitter。そこは情報の底なし沼。
個人的な怒りや失望から会社規模・国家規模の問題点、はたまた世界レベルの由々しき出来事など大小様々な情報と感情が日々うごめいている。
そんなTwitter。
目的もなくパラパラと眺めていると、たまに自分の意図せぬところでおそろしく有益な情報に出会えることがある。
それが今回発見した「生きがいの条件」だ。
生きがいの条件…。
そもそも生きがいとは何であるか。
ネットで調べると『生きる甲斐、すなわち「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」を意味する日本語の語彙』とある。
よくわからない。
言葉通りに受け取るなら生きがいとは「生きる価値」だそう。
それはまさしくそうだ。KinKi Kids的に言うならばそれはそうさ確かにそうだけど、だ。
しかしこれでは腑に落ちない。
「生きる価値」と言われたところで「いや〜それは分かってんすよ〜でもそういうことじゃなくて〜」とどことなく歯切れの悪い返しが頭に浮かんでしまう。
なので今回はそんな曖昧な『生きがい』を誰にでもわかりやすく定義する。Twitterで得た情報をさも自分の知識かのように書き連ねるが許してほしい。所詮その程度の男だ。
結論から言おう。
生きがいとは…
①自分がやりたいこと
②自分が得意なこと
③十分な金銭を得られること
④社会に貢献できること
この4つを満たすものである。
これを見たときにぼくは目からウロコが落ちた。いや、ウロコどころが眼球が落ちた。落下した眼球を慌てて戻してこれを書いている。
ポイントは上記の4つを同時に満たすことで、どれかひとつが欠けてもいけない。
例えば、ぼくが自分で主催していた舞台。ぼくは芝居そのものも、芝居を作ることも大好きである。そして正直自分に向いてるとも思っている。
つまり①自分がやりたいこと ②自分が得意なこと は満たす。
上演した作品は来場されたお客様にも好評だった。
誰かの心を揺さぶるものであれば、それは立派な社会貢献である。
よって④社会に貢献できること も満たす。
普通はここで思考が止まる。やりたいことをやってお客様を満足させ、自分の心も満たされているなら、それはもう「生きがい」なのではないか。
通常はそう思う。
しかしここで③十分な金銭を得られること が出現する。
ぼくレベルの役者が作る舞台では何万人規模の集客をすることは難しい。赤字を出さずに作ることはギリ可能だが、それだけで生活ができるような十分な利益を生み出すことはできない。
それだけで生活ができない以上、生きていくだけのお金は違うところ(バイト)で稼ぐしかない。
お金を稼ぐ為だけにそれ以外のことに時間を割かなければならないのなら、それは本当の意味での「生きがい」にはなっていないのだ。
この微細な感覚が伝わるだろうか。
やりたいことをやって、周りの人を感動させるのは当然生きがいであろう。
しかしそれだけでは生活はできない。
実際問題として世の中のほとんどのクリエイターが③を満たすことができずに苦しんでいると思う。
無論わざわざ追記するまでもなく、当人がそれを「生きがい」と実感できるのならば、上記の4つに関係なくそれは生きがいである。
ただ指標として何か定義が必要なときもある。どうすれば自分が好きで得意な分野で人を感動させ、なおかつ生きていくだけに十分なお金を生み出すことができるのか。
①自分がやりたいこと
②自分が得意なこと
③十分な金銭を得られること
④社会に貢献できること
ぼくは、この『生きがいの条件』をひとつの定規として日々自分の行動を見つめ直していきたい。
という即戦力の情報をTwitterで拾った、という話。