こんにちは、小野哲平です。
いやぁ…コロナ、怖いですね。
コロナ?別に大丈夫っしょ??という段階はとうに過ぎ去って今は完全に国民全員が真剣に考えないといけない局面に達しつつあるとぼくは思います。
皆さんはお元気ですか?
ぼくはひとまず『現段階では』元気です。
専門家ではないので完璧なのかどうか分かりませんが、しっかり予防&対策をしています。
そりゃ家にいたら安全なんだろうけど、家にいたところでお金が降ってくるわけもなく、仕方なく出稼ぎに出てる毎日です。
同じように戦地に臨む方は多いようで、毎日の電車もぶっちゃけ混んでます。
コロナが流行ってない頃と特に変わりはありません。
自粛したいがそういうわけにもいかない。感染覚悟で出勤する。
各自ぼくと同じ考えじゃないかな。
それはどうしてもやりたい仕事があるとか情熱とかの問題じゃなくて、
結局働かないと生きていけないから、です。
そんなもんだから皆イライラが溜まっていて電車内もギスギスした雰囲気です。
誰かが咳をしたらその人の周りからさーっと人が離れる場面も何度か遭遇しました。
口論や喧嘩も至るところで起きてるんでしょうね。
今、少しずつ、はっきりと日常が崩壊しています。
今日は特に何かを紹介するというわけではなく、今、こんなことが起きてますという備忘録を色々書いていきます。
何年後かに読み返して「あぁ、このとき大変だったなぁ…」と思い出すためです。
家庭内暴力の深刻化
現在、欧州では新型コロナによる外出禁止令で家庭内暴力が深刻化しているそうです。
→ 外出制限措置で家庭内暴力が深刻化 世界の死者の約7割が集中する欧州で 新型コロナ
長い時間、自宅にこもらなければならないストレスが一因となり配偶者や子供に暴力を振るってしまう家庭が増えています。
外も地獄、内も地獄。
日本も元々家族が共に時間を過ごすことが多くなる年末年始やGWにDVの訴えが多くなる傾向があるので、このまま外出禁止令が出れば欧州と同じように家庭内暴力が問題になると思います。
そもそもこの状況で飲みに行ったり、その必要が無いのに外を出歩いたりしてる人は
- よっぽどのバカ(情報弱者)
- 自宅に居づらい
このどちらかだと思うので、自宅に居づらい人(特に親との関係に悩んでいる未成年)に対しては何かしらのサポート(駆け込み寺など)を今以上に充実しなければいけないと考えます。
コロナでなくとも人は死ぬ
前回コロナウイルスで中止になった公演をまとめた記事を公開しました。
この記事が2月末。そして今が4月頭。
事態はより深刻化して今も多くの劇場が上演中止の判断をしています。
歌舞伎も4月5月の巡業を全公演中止にしました。
知り合いの歌舞伎役者から「三ヶ月も休みになっちゃった…」と連絡がありました。
人前で芝居をすることが「仕事」である歌舞伎役者が三ヶ月休み。大きな死活問題です。
西田敏行さんが理事長を務める日本俳優連合が行った緊急アンケートでは、
演劇などの公演の中止により、生活のために貯蓄を取り崩したり、借金をしたりする必要があるという俳優や声優が、8割近くにのぼっていることがわかりました(回答数は528名)
音楽家も同じです。フリーの音楽家6割超が10万以上の減収という記事も出ています。
このままの状況が続けばコロナでなくとも人は死にます。
消えたエンタメ
演劇・音楽コンサートだけでなく、スポーツも中止。幾つかの映画館は土日の閉館を決定しました。
大河と朝ドラも撮影休止。TBSは新ドラマの放送延期。国内のエンタメは次々に消えました。
どれもこれも懸命な判断です。
ぼくの状況
ぼくが代表を務めるトムランドは6月に「小さな怪物」という舞台を上演予定です。
その稽古が4月から始める予定でしたがそちらも中止。
現段階では作品そのものの中止まで至っていませんがこちらも状況次第では中止にせざるを得ないと考えています。
本日トムランド会議により『4月中の活動』は全て中止となりました。稽古もYouTube撮影もしません。「集まらない」ということです。現段階で公演中止まで至らなかったのは「小さな怪物」の上演時期が『6月』と多少時間があるからです。しかしながら6月が近付くにつれ新型コロナの感染拡大が現在より
— 小野哲平@孤独な俳優ブロガー (@yen_town1014) March 31, 2020
も収束に向かっていない場合はスパッと公演中止とします。命より大切なものはありません。そしてまた、我々の作品で『来場されたお客様の世界』を変えることはできますが、この世界そのものを変えるチカラはありません。未曾有の脅威に対し個人や団体の「絶対に上演するんだ!」という覚悟など無力且つ
— 小野哲平@孤独な俳優ブロガー (@yen_town1014) March 31, 2020
無意味に等しく思います。幸い我々の絆は固く、命さえあれば何度でも立ち上がってみせます。皆様におかれましては、まずは命を第一に考えて行動してください。当たり前のことが崩壊しつつあります。一日ごとに状況が変わっています。「正しい情報を得て正しく怖がる」これに尽きます。あなたの大切な
— 小野哲平@孤独な俳優ブロガー (@yen_town1014) March 31, 2020
人が明日も明後日も変わらずにそこにいる為に今何をすべきか。各々が考え正しい行動をとりましょう。
— 小野哲平@孤独な俳優ブロガー (@yen_town1014) March 31, 2020
大切な人が明日もそこにいるように
今、こうしてる間にもコロナと戦ってる人は増え続けています。
ヤバイヤバイと言いつつも、
身内や友人が感染者もしくは医療従事者でないとピンときてない方がほとんどです。
何かあってからじゃ遅い。
あなたの大切な人が明日も明後日も変わらずにそこにいる為に、
今何をしなければいけないのか、何をしてはいけないのか。
各々がよく考え行動しましょう。