2019年大晦日。
令和元年最後の日です。
いつもは移動時間や寝る前などに少しずつ文章を書き進めて、何日間か使って公開するのですが、今日は久々に何も考えずにPCに向かってカタカタと文章を綴っています。
今まさに2019年12月31日の18時です。
何を書こうか全く決めてません。
でもまぁ、年内最後の記事なのでセオリー通りに今年を振り返ってみようと思います。
今年は…頑張りました(笑)
本当に頑張ったと思います。
もちろん例年そのときその場面で一生懸命頑張っているのですが、今年はそれ以上に頑張りました。
ブログにYouTubeに動画編集にマラソン、それから来年の舞台脚本も書き上げました。
たくさん勉強もしたし、脚本教室にも通いました。
開業届を出して個人事業主にもなりました。
経費を使って所得をコントロールしています。
更に貯金と同時に投資も始めて少しずつお金も増やしています。
まずは人並みの生活ができるようになったのかと。
ぼくの環境が変わったことを裏付けるエピソードをひとつ。
近くに大学時代からの友人が住んでいて、付き合いも長いので気兼ねなく食事に誘えます。
夜時間あるなと思ったら昼に「今日は?」とラインすれば「○時に○○で」と、秒で会うことが決まります。
その友人が先日こんなことを言ってました。
「哲平が前に『金がないから誰かに食事に誘われるのが怖い』って言ってたけど、今は哲平から誘ってくることが多いよね。」
言われて気付きました。
確かに以前は食事に誘われるのが怖かったです。だってお金がないから。
でも今は誘われることは怖くなくなりました。
これはぼくにとって大きな変化です。
その分、行きたくない飲み会は一切行きませんが。
人間関係の断捨離、とまでは言いませんが、やはり付き合う人間は選ばないといけないと強く思います。
極端な物言いをするならばダメな人間と付き合うと自分もダメになる。
もう少し言うならば去年までの自分は出会う人間をダメにしていたのかな、とまで思います。
そもそもぼくは誰かに好かれるように行動するのが苦手です。
これ上手い人は本当に上手くて。
特に芸能の仕事をしていると、基本的に誰かに認められないと仕事はもらえません。
芝居で認められたいと思うのが真っ当な役者の意見かと思いますが、
実際はそんなことを言ってるほど綺麗な世界ではなくて、
まずは権力者に好かれてひとつでも多くのチャンスを掴んだ人間が、
先のステージに進むことができる世界です。
みんなそれを分かっているので、
プロデューサーと新人役者の飲み会などではそこにいる全員が、
たった一人のプロデューサーにありとあらゆる手を使って猛アピールします。
まるでマンガの世界です。
あれプロデューサーはどんな気持ちでそこにいるんだろう?
だって誰もそのプロデューサーのこと好きじゃないですよ。
ただ、好かれて仕事が欲しいだけ。
ぼくも何度もそういう飲み会に参加してきました。
でも、もういいかな。
それよりも自分が行動した分だけ成長できる確かな部分で努力を続けたいです。
誰かに人生の手綱を握られるのは嫌です。
ブログは面白いです。
ストック型の資産なので過去に書いた記事が予想外にヒットする日もあります。
沢山書けば書くだけ可能性が広がる。
データを分析し、次の手を考える。
これはぼくに合ってます。
芝居は何よりも好きです。
ただ芝居で生活する為にはこの国ではガチャの要素が99%を占めています。
この仕組みはあまり好きじゃない。
ぼくが若くして成功して甘い蜜を吸いまくっていれば、
こんな気持ちにはなっていないと思いますが、今はそれよりも、
この仕組みで作られた世界とは別の世界線で役者として成功する方法を考えています。
ぼくは無理でも、ぼくより下の世代で何のコネもない人間が、
役者として成功するためのビジネスモデルみたいなのを考案できたらな、と思います。
今の芸能事務所至上主義は、つまらない作品を量産するだけのシステムです。
視聴者もみんな気付いてるでしょ?
でもこのシステムはまだまだ崩壊しません。
話が随分逸れてしまいましたが、今日は大晦日です。
ぼくは帰る場所も共に過ごす人もいないので、今日も明日もいつもの火曜日と水曜日です。
ただいつもより電車が空いてるだけ。
でもいつかは大晦日と正月を愛すべき家族とゆっくり過ごせる日がくればいいなと、
人間らしい夢も持っています。
その為にはもっと頑張らないといけません。
ぼくはまだまだです。
自己評価が厳しいわけではなくて、自分がもっと出来る人間だと思っているので、
常に上を目指していきます。
来年のトムランド公演は、いつもより趣向が違うものになりますが、
ぼくが今一番見たいモノを見せます。
ぼくの『面白い』が、誰かの『面白い』になるように。
これが人生の指針です。是非観に来てください。
最近ぼくを知った人は別として、何年も応援してくれてる人は、
役者としてのぼくよりも、小野哲平という存在を応援してくれてると理解しています。
それがとてもありがたいです。
役者としても、作家としても、ブロガーとしても、ランナーとしても、
全部本気で取り組みます。
ぼくはそれで結果が残せる人間です。
残せるまで何度でも挑戦します。
ダラダラ書き始めるとまとまりがないし、何より終わりが見えませんね(笑)
ぼくは1日自由に文章書いてろと言われたら、食事しなくても書けるタイプの人間です。
今、これを読んでるあなたが、
来年末も変わらずにぼくの文章を読んでくれるように書き続けます。
そしてあなたは健康でいてください。
2020年は今年よりももっともっと素敵なことが起こりますよ。
そうなるように生きればそうなります。
過去は変えられないけど、未来は思い通りにできるんです。
ぼくの人生で証明してみせます。
それでは2019年、お疲れ様でした。
またお会いしましょう。
先へ、果てへ
小野哲平