こんにちは、小野哲平です。
先日投稿したこのツイートが結構なインプレッションを叩き出しました。
ブログもTwitterもYouTubeもやってない。貴方に関する情報がネット上に何もない。それなのに「役者になりたいです!」って誰がその心意気信じるのよ。貴方に興味を持ってくれた人が名前で検索したときにより深く貴方を知ることのできる受け皿を用意しておくのは常識。自分で可能性殺してどうするの?
— 小野哲平@俳優ブロガー (@yen_town1014) 2019年6月3日
引用RTで共感してくださる方も多かったので今日はこの件について深掘りしていきます。
すべては検索から始まる
このツイート、簡単に書くと「有名になりたいのになんでSNSやってないの?」という話です。
やれ!って内容じゃなくてなんで?という疑問の気持ちです。
いや、正確には皆やってるんですよ。アカウントを持ってるという意味では。
ただそれを何にも活用していないのがぼくには不思議でなりません。
舞台を観ていて、ドラマを見ていて、はたまたCMで、ぼくは気になった人をすぐに検索します。
過去の作品やどの分野を中心に活躍されてる人なのか、実は過去に見た事のある作品に関わってたりすると「あ、あの作品の○○(役名)かー」と思わぬ発見をすることもあります。
今は親指一つで瞬く間に情報が取得できる時代です。
電車待ってるときも乗ってるときも、街を歩いていても皆スマホをいじっています。
きっとこれを読んでる貴方もそうだと思います。
なのでぼくと同じように思ったときに即座に検索する方もとても多いはずです。
そしてそこから更に情報を得る。
急速に発展を遂げている情報化社会(現代)に生きている人で、この「検索から情報を得る」を経験したことない人はいないと思います。
興味の受け皿を用意する
だからこそ、貴方が役者でも何でも表現者として名前を売りたい場合は興味の受け皿を用意しておく必要があります。
興味の受け皿と言うのは、貴方のことを何かで知った人(貴方に興味を抱いた人)が貴方を検索したときに、しっかりとその興味をつなぎ止めておくことのできるコンテンツのことを指します。
これ、基本中の基本ですがほとんどの方ができてません。断言します。
これ、ほんとにそう。
で、毎回集客が伸びないって言う出演者に最初にやってもらってる事はとにかく「発信」すること。
なんだけど、その必要性をどれだけ説明しても呟かない人がほとんどで、呟いても公演後には結局元どおりになる人がほぼ全て。 https://t.co/L80V15w27I— 石田徹弥 (@tessan27) 2019年6月4日
勿論そんなことをしなくても名前が売れていく人はいます。
でもそんな人一握りです。100人に一人いれば奇跡です。
じゃあ残った99人はどうすればいいのか。
自分がその1%に違いないと根拠なき希望を抱き続けるのか。
それともしっかりと受け皿を用意するのか。
今からでも遅くはありません。これを読んで共感した方は今すぐにでも行動を始めてください。
事実、ぼくのブログを読んでSNSにチカラを入れ始めた役者は沢山います。
この世界は売れたもん勝ちです。
いらないプライドを抱えたまま一生バイトをするのか、
藁にもすがる思いで可能性を広げていくのか、それは貴方次第です。
以下、各プラットフォームでの受け皿を考えていきましょう。
一番手頃なのがTwitterです。国内での利用者数は約4,500万人。
自分を発信するのに一番手軽に始められるツールで、事実、グーグル検索よりもTwitter内で名前検索されることも多いと思います。
そんなTwitter、自分の舞台の宣伝などで使ってる人も多いはず。
それはオッケーです。全然オッケー。
でもね、本当に大事なのは2点。
- 普段どんなことを呟いているのか
- プロフィール文
普段のつぶやき
正直、普段全然つぶやいてないのに舞台があるときだけ「舞台やりまーす!!来てねー!」と言われても心から「は?」って思います。
は?
Twitterは手軽に自分を発信できるツールです。
だからこそ表現者が活用する場合はツイートひとつひとつが表現活動だと思った方がいいです。
貴方に興味を持ってくれた人が検索して貴方のTwitterに辿り着いたときに、どういう人間なのか、どんな写真を挙げているのか、少しでも貴方のことがわかるように、普段から色々な発信をしていた方が貴方の魅力が伝わります。
プロフィール
言わずもがな、貴方がどこを主戦場として活動している人間なのかを書いておくべきです。
売れっ子芸能人レベルになるとファンがネットに色々書いてくれますが、そうでない場合は自分自身で、自分のプロフィールをしっかり作らないといけません。
Twitterのプロフィール文が適当だとぼくは興味を失います。
ちゃんと書きましょう。
↓でぼくのプロフィール文を紹介してるよ!
ブログ
Twitterが触りを知ることのできるツールなら、ブログはその人をより深く知ることのできる底の深い受け皿です。
と、言ってもぼくみたいに本格的にワードプレスで開設して始めなくて大丈夫です。
ブロガーになる必要はありません!笑
大変だからね…
アメブロでサクッと始めて一週間に一度でも思ってることを書けばいいかなと思います。
このとき個人的にこうしたほうが良いと思うのは、ただの日記ではなくて思いを書くことです。
どこどこに誰々と行って楽しかったーというのはTwitterで十分です。
ブログまで飛んできてくれる人はより深い貴方の情報を求めてきているので、貴方の思考や興味の対象について、自分の言葉で書くのが良いです。
そしてポイントはやると決めたら必ず毎週更新すること。
更新が止まっているとマイナス効果を与えるので更新できないなら最初からやらない方がいいです。
YouTube
ご存知YouTube。これが出来たら最強です。
動画が持ってる情報量はやはりテキストコンテンツとは雲泥の差です。
Twitterやブログとは違う能力が必要になります。
ただ自己紹介動画だけでもひとつ作ってあれば受け皿としては強いカードかと思います。
検索者をゴールへ導く意識
イメージして欲しいのは「検索者をどのゴールに辿り着かせるか」です。
ブログに渾身の自己紹介記事があるなら検索からそこに至る動線を敷いておくことが大事です。
- 名前で検索される
- Twitterが登場する
- Twitterのプロフィール又は固定ツイートに該当の記事を貼る
- リンクを踏ませて記事に飛ばす
ここまでやることが興味の受け皿を用意するということです。
つまり自動販売機
よく我々ブロガーが使う言葉にネット上に自動販売機を置いておく、という表現があります。
ぼくはもう100以上の記事があるので日々検索で読者がやってきます。
記事内で紹介してる商品を購入してくれるとぼくにお金が入ります。
現実世界のぼくが寝ていてもです。
これがネット上に自動販売機を置くという概念。
毎朝起きたら小銭が枕元に転がっています。
一流ブロガーになると朝起きたら数万以上稼いでることが日課みたいです。
うらやましいよー!!
それと同じように表現者であるならばネット上に魅力を拡散してくれる自動販売機を置いておく必要があります。
貴方の代わりに貴方の魅力を伝えてくれる自動販売機。
自動販売機なので一度作ってしまえばあとは自動的に働いてくれます。
おのぺー(小野哲平)の場合
参考までにぼくのパターンを紹介します。
ググった場合
ぼくの「小野哲平」という名前は同姓同名の有名な陶芸家の方がいます。
小野哲平界の大先輩や!
「小野哲平」だけで検索すると陶芸家と俳優の小野哲平情報が交錯するので、ぼくを知りたい方は「小野哲平 俳優」で検索するはずです。
それで登場するのが以下の画面。
トップのTwitterも画像も動画も、右のWikiも全てぼくです。
画像もほとんどぼく。
当然下にスライドすればブログも出てきます。
つまり「小野哲平 俳優」と検索された時点でブログ、Twitter、YouTubeの三つが興味の選択肢に登場するのです。
そしてTwitter↔ブログ、ブログ↔YouTube、YouTube↔Twitter
全ての方向から全てのプラットフォームに飛べるように仕込んであるので、
最初にどこをクリックしてもらってもその先の受け皿があります。
おのぺーでググった場合
ぼくはこのブログで時折おのぺーと名乗っているのですが、おのぺーでググられても大丈夫なように対応してあります。
登場するテキストコンテンツはすべてこのブログです。
右のメゾンオノデペーシェは知りません。笑
中野区の集合住宅みたいやで…
このように自分の名前でググったときにどんな表示がされるのかは最低限知っておく必要があります。
Twitterプロフィール ~おのぺーの場合~
先ほどTwitterのプロフィール文がとても大事と主張したので、参考までにぼくのを紹介しておきます。
最初に職業と所属事務所。そして次に尊敬している役者。
ここに中村芝翫と書くことで「あ、歌舞伎も詳しい方なんだ」と思われます。
続いて著作が電子書籍で販売中。
これによって「あ、本も書く人なんだ」と思われます。
それからトムランドに触れてYouTubeもやってることを紹介。
そしてこのブログを紹介して下にリンクです。
どうですか?限られた文字数の中に情報が詰まっていませんか??
またハッシュタグを使うことでプロフィールからの奥行きも作っています。
検索者を望みの受け皿に誘導しよう
このように自分の名前で検索されたあとに、どのような選択肢を選ぶのかをこちら側で誘導することで望みの興味の受け皿に検索者を導くことができます。
そして今回ここに書いたことは全て無料で出来ます。
あとは貴方の労力次第。
自分の魅力を磨くだけでなく、仕組みをしっかり勉強して磨いた魅力を世界中に伝えることも努力しましょう。
全然難しくないよ!