こんにちは、小野哲平です。
頑張って!と激励されると嬉しいですよね。
でも「頑張れ!」という言葉は時として刃物になります。
- 頑張ってるのに「頑張って」と言われる。
- 努力してるのに「努力しろ」と言われる。
過度な頑張り(努力)を強要されて困ったことはありませんか?
頑張ってるはずなのに全く頑張ってないような物言いをされて傷ついたこと、ありませんか?
残念ながら社会には努力の押し付けが溢れかえっています。
断言します。決して努力を強要してはいけません。
今日は
- 努力を強要されて苦しんでいる人
- 努力を強要しがちな人
そのどちらにも向けて『努力を強要してはいけない理由とその対処法について』書きます。
努力を強要してはいけない
繰り返しますが、
努力を強要してはいけません。
なぜなら、押し付けられた努力は【暴力】だからです。
自分がやりたくないことをやるのが努力ではありません。
主体的に行動するのが努力であり、強要された行動や勉強は只の労働です。
他人が言う成功を追いかけ始めたら、何が成功かわからなくなる。
ぼくが尊敬するイチロー選手の名言です!
ずばり「努力の強要」の正体は「私(強要主)を満足させろ」です。
(私が納得できないから)もっと頑張って!
(俺が困るから)努力しろ!
相手の為に言ってるように見せ掛けて自分の満足を求める行動です。
他人が設定する目標がゴールである以上、到達点はコロコロ変わります。
相手の気分次第です。
というかそもそも相手のことを思って言うのであれば普通は具体的な助言をします。
何も考えてないそのときの気分で努力を強要する人は尊敬するに値しません。
徹底的にやりすごす
到達点が気分次第で変わるのであれば、まともにやりあう必要はありません。
対策としては『自身の向上よりも強要主だけ満足させればいい』となります。
簡単な話、やりすごしまょう。
相手のメリットをとことん考え、相手を満足させることに特化して適当に流せばいいです。
まともに相手をするとどこかで絶対に限界を迎えます。
正攻法で戦うのではなく、相手の喜びポイントを探ってそこを攻めましょう。
ゲームだと思えばいいのです。
人間は壊れます
かつてぼくは電話営業の仕事をしていました。
朝9時~夕方18時までずーっと電話を掛けて法人と契約をとる仕事です。
自分が全く得だと思えないサービスを言葉巧みに契約させる。
しかも契約を取れないと就業前、就業後に個別で研修があります。
完全なる努力の強要です。
残業代は出ません。
でも、ぼくは必死に頑張りました。
愚かだったのです。
その結果、どうなったか。
ストレスで身体も心も壊れました。
外傷がなくても人間は内側から壊れます。
もしあなたが他者に努力を強要しているのなら細心の注意を払ってください。
そのときの詳しい話はこちらから!
やりすごすスキルを身に付けましょう
真面目な方ほど上司や先輩、もしく恋人の希望に片っ端から応えようとします。
しかし全ての人に100%のチカラで向き合うのは不可能です。
必ずどこかでパンクします。
それに加えて、努力の質と方向性が違えばその労力は無駄です。
無駄な努力は存在します。
自分の身を守る意味でもやりすごすスキルを身に付けてください。
参考図書:1%の努力
参考図書としてひろゆきさんの「1%の努力」を紹介します。
「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を手掛けたひろゆきさんが考える『頭のいい生き方』が書かれた本です。
みんな頑張ったところで、みんなが活躍できてたくさんのお金を稼げるわけではない。努力以外に、能力が必要だ。能力と努力が掛け合わされて、初めて結果が出る。だから、能力のない人はいくら努力してもムダになる。(本文内容より)
この「ラクに生きる能力」についての考え方、判断軸をひろゆきさんの言葉で説明しています。
強迫観念に襲われてがんじがらめに生きてる人はラクな生き方を覗いてみましょう。
こういう考え方もあるのか…と勉強になります!
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具体的な希望を聞く
それでももし強要される努力に応えたいのなら、せめて具体的な希望を教えてもらいましょう。
出来ない人間ほど抽象的な指示を飛ばし感情論で押しきります。
- 具体的に何を
- いつまでに
- どうすればいいのか
明確な指示をもらって出来る範囲でやりましょう。
ただし無茶して頑張ったところで「こいつはやってくれる人」と重宝がられて同じことが続くだけです。
それならば、やりすごした方がずっとラクです。
強要する人は強要された人
努力を強要する人は、過去に努力を強要された人です。
人の努力を認められないのは、単純に強要し続けたいからです。
他者の為ではありません。
自己満足の為に他者を利用しています。
もしあなたが強要されてる人間であれば適当にやりすごすこと。
強要している人間であれば、その相手はいつか壊れるということを覚えておいてください。
人の恨みは買うもんじゃないですよ