コラム(不定期更新) 怖いネカフェの話

オススメ漫画「芸人生活」 / だから芸人は裏で泣くしかないんだ

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書籍紹介

こんにちは、小野哲平です。

今日はぼくがオススメするコミックを紹介します。

その名も芸人生活。お笑い芸人のチャーミングじろうちゃんが描いた本です。

ののみー
ののみー

芸人さんの話ですか?

おのぺー
おのぺー

うん、芸人生活だからね…

数年前、ぼくはこの本がどうしても欲しくて本屋を捜し歩き、忘れた頃に有楽町駅前の三省堂で発見しました。発見した時はおおおお!って叫びました。心の中で。

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チャーミングじろうちゃんって?

正直ぼくもこのコミック読むまで詳しくは存在を知らなかったです。

Twitter相互フォローになってるので読まれると気まずいのですが…。笑

じろうちゃんのTwitterアカウントはこちら → チャーミングじろうちゃん

お笑いコンビ「チャーミング」のツッコミ(2018年に解散しました、現在はピン芸人)。

いくつかの事務所を渡り歩きSMAに所属。

一向に売れないフラストレーションを漫画にぶつけ始めTwitterで話題になり始める。

SMA(ソニーミュージックアーティスツ)はソニー・ミュージックエンタテインメント (SME)傘下の芸能事務所兼音楽出版社。芸人ではバイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%が在籍。

じろうちゃんの書く漫画

当時(今もかな?)じろうちゃんの漫画はネット上で無料で読めました。

芸人生活 / note

ぼくは何かでこの漫画の存在を知ってドハマりして、そこから過去の作品まで、ネットで無料で読めるものはすべてチェックしました。それくらいじろうちゃんの漫画は面白く泣けました。

ぼくが本当に泣いたのはこれ。

芸人生活 第三十五話「背中」 ←今も読めます!

ハリウッドザコシショウがR-1グランプリで優勝したときの話

ぼくがもともとお笑い好きってのはあると思いますが、そんなことを差っ引いてもこの話は感動しました。ハリウッドザコシショウさんを知ってる人全員に読んでほしいです。

騙されたと思って読んでみてください。

これ読んだらもっとじろうちゃんの作品読みたくなりますよ。

そしてこのネットに掲載されている芸人生活がコミックとして発売されてることを知ったぼくは、どうしてもこの本が欲しくなり本屋を巡りました。でも全然お店に置いてない…。

おのぺー
おのぺー

当時はまだ楽天とかに手を出してなかったのよね(今は楽天戦士)

それで有楽町の三省堂で発見したというわけです。

芸人生活 あらすじ

この芸人生活はじろうちゃんと彼の周りにいる芸人仲間との一話完結のエピソード集です。

笑いあり、涙あり、理不尽あり、

絵柄も可愛いし、話も入りやすく、何度も読みたくなる漫画です。

実際にコミック版に掲載されているエピソードを紹介します。

↑で紹介したハリウッドザコシショウの話(第三十五話 背中)はコミックには載ってません。

かわいい後輩

じろうちゃんに初めて出来た後輩芸人えずれひろかず。生まれて一度も友達ができたことのない彼は無口で不気味な男。ある日、じろうちゃんは彼の自宅に誘われる。そこで見たのは「努力は裏切らない努力は裏切らない努力は裏切らない」など壁一面に貼られた自分を鼓舞する言葉の数々。自分が褒められたアンケートは額縁で飾ってあった。何年やっても結果が出ず悩んでいたえずれは「次のR-1で三回戦に行けなかったら芸人を辞める」とじろうちゃんに宣言するのであった。

コンビ

相方である野田にいきなり「トリオにしようぜ」と提案され、勝手にトリオになったチャーミング。結果は良好で事務所内ライブでも笑いが増していく。しかしじろうちゃんはコンビであることにこだわりを持っていた…。

アルバイト

お金がないじろうちゃんはディスカウントストアでアルバイトを始めた。先輩スタッフは女子高生。のろまでミスが多いじろうちゃんはその女子高生にボロカスに言われてしまうのであった。

ぼくのお父ちゃん

危篤の父とお別れする為に実家の福岡に帰るじろうちゃん。じろうちゃんの父は変わった人で周囲を困らせていた。じろうちゃんは事あるごとに父から小遣いをもらっていて、
それは30歳を過ぎても続いていた。「これが最後」と生前にお金を振り込んでもらったじろうちゃんだが本当に最後のお金は父から借りた喪服に入っていた。

プロポーズ

居酒屋のバイトで知り合った彼女と長く付き合い、彼女の母親からプロポーズしてくれと頼まれ実行するじろうちゃんだったが、彼女に振られてしまう。しかし同棲は続き、じろうちゃんは毎日プロポーズをする。やがて彼女はじろうちゃんにひとつの条件を出す。

役者にも読んでほしい

売れない時間を過ごしてる意味では芸人さんも役者も変わりません。

だからこそ共感できる部分がこのコミックにはたくさんあります。

ぼくの人生、このままでいいのかな…

そんなときは迷わずこのコミックを手に取ってください。

きっと最後のエピソード「引退」で泣きますよ。

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