コラム(不定期更新) 怖いネカフェの話

最も素晴らしい映画は「思い出を伴う映画」。どんな名作もあなただけの思い出には敵わない。

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思考

こんにちは、小野哲平です。

あなたは映画が好きですか?

おのぺー
おのぺー

ぼくは大好きです!!めっちゃ観てます!

と、言いたいところですが最近はすっかり引きこもりブロガーになってしまったので月に一本映画館で観るかどうかです…。

おのぺー
おのぺー

DVDもたまに借りるくらい…

今ではすっかり…ですが昔は沢山鑑賞していました。

高校生の頃は毎週土日は必ず映画館に行き、その週に封切られた新作を誰よりも早く観るのが日課であり映画についての深い知識もありました。

過去のアカデミー受賞作を片っ端から観て「映画の何たるか」を知ったような気になって調子に乗っていました。

よくいる生意気な映画小僧です。

おのぺー
おのぺー

半年先くらいまでの話題作の上映スケジュールは頭に入ってました。

それから月日が経ち、忙しさと圧倒的貧困に負けて映画を観る機会も少なくなりました。

でもあの頃友人と毎週映画館に通った日々は未だ色褪せることなくぼくの胸に残っています。

待ち合わせした駅。
並んで購入したチケット。
映画を観たあとに必ず食べたラーメン。
帰りの電車で読んだパンフレット。

すべてが大切な思い出です。

誰にだって思い出に溢れた映画はあるはずです。

今日は「どんな名作でも思い出を伴う映画には敵わない」というテーマを深堀りしていきます。

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思い出は最強

年々新しい映画が公開されて、名作と呼ばれる映画もどんどん増えています。

過去に名作と認定された映画が時間と共に名作じゃなくなる、ということはあり得ないので順当に考えて、これからも名作は増え続けます。

減ることはありません。

名作は減らない。増え続ける。

全世界の人を泣かせる感動作もあれば、恐怖の底に叩き起こすホラーだって年々増え続けます。

でもひとつ、確実に言えることがあります。

これから先、どんな映画が作られてもあなた自身の思い出には敵いません。

あなたがかつての自分を思い出す映画こそあなたにとっての名作なのです。

映画を通じて過去の自分と対話する

ここで質問。

あなたの思い出に残ってる映画は何ですか?

それはいつ、どこで、誰と観ましたか?

映画の内容そのものに加えて、その映画を観た日のことをより詳しく思い出せる映画は、あなたにとって大切な映画です。

仮にその映画が面白くなかったとしても、です。

だってその映画のタイトルを聞く度に、その日のことを思い出せるなんて素敵じゃないですか。

その映画を見る度、若かりし頃の自分を思い出す。

映画を通じてかつての自分と対話する。

あの頃好きだったもの。
思っていたこと。
その映画を観て感じたこと。

まるでタイムスリップしたかのようにあの頃に戻れる。

そういう映画があるならば、

それはどんな名作にも生み出せないあなただけのスペシャルな映画です。

それがもし悲しい記憶であったとしても、あなたにとっては忘れられない映画のはずです。

名作よりも思い入れのある駄作

映画公開初日の舞台挨拶をご存知ですか?

映画の出演者が登壇して挨拶を行う恒例行事です。

おのぺー
おのぺー

芸能人を生で見れるやつだよ

一時期、その初日舞台挨拶に行くのにハマっていました。

ミーハーなぼくは出演者が登壇すると舞い上がってどんな映画でも「すごく面白かった」と錯覚してしまいます(笑)

現にそのとき舞台挨拶付きで観た映画は全て心に残る作品でした。

そして時間は流れ…

先日、舞台挨拶に行ったことのある映画のDVDをブックオフで発見しました。

おのぺー
おのぺー

おぉ、なんて懐かしい!!

何年も思い出すことがなかったのに、そのパッケージを観て色々なことを思い出しました

とても寒かったあの日。
5時過ぎに起きてチケットを買う為に映画館に並んだ。
座ったのは真ん中の通路側。
中央の道を通って登場した出演者。
主演女優がぼくの横を通ったとき、
こんな綺麗な人がこの世にいるんだ、と思いました。

今でも目を閉じればその光景が浮かびます。

おのぺー
おのぺー

あぁ…田中麗奈…

パッケージを見て急激に懐かしい気持ちに包まれたぼくはそのDVDを即購入して自宅で見直しました。

するとびっくり。

全然おもしろくねぇ(笑)

なんじゃこりゃってくらい面白くなかったです(笑)

もちろん成長して感性が変化したのも一因として考えられますが、それ以上に思い出補正です。

舞台挨拶を観たことで「すごく良かった」という記憶のまま今まで過ごしていました。

おのぺー
おのぺー

実際全く話題になってない映画だからねぇ。

でもそれでもぼくにとっては思い入れのない名作よりも圧倒的に大切な映画です。

あなただけの名作がある

このように世間で酷評されてる映画だって素敵な思い出があればアカデミー賞超えです。

小さい頃に親に手を引かれて連れてってもらった映画。
初めて異性と観た映画。
友達同士で出掛けた映画。

あなたが経験した思い出はあなただけのものです。

そしてその思い出は時間が経てば経つほど愛おしい思い出に変わります。

かつての自分ほど可愛いものはありません。

本当の名作はこれから生まれるのではありません。

もう既にあなたの中にあるのです。

胸に手を当てて思い返してみましょう。

思い出せない人も忘れてるだけです。

きっとあなただけの名作がある。

今日お伝えしたいのは「素晴らしい映画とは思い出を伴う映画」だということ。

それは世界中でオンリーワンの映画です。

もし全然ヒットしてない映画でも、

知名度が低い映画でも、

あなたにとって価値があるならばその映画は作られて良かったのです。

おのぺー
おのぺー

愛してあげましょう

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