こんにちは、小野哲平です。
実はぼく…俳優業をしています。
大手芸能事務所太田プロに所属してドラマに出たり舞台に立ったりしています。
それに加えて自分で脚本を書いて演出して仲間を集めて舞台も作っています。
- ドラマに出る
大きな舞台に立つ
自分で作品を作る
どれもこれも小さい頃からの夢です。
時間は掛かりましたがそれらをひとつずつ叶えてきました。
胸を張れるような大きい仕事は少ないけれど、
それでも自分は「プロの俳優」であるという自覚を持って日々生活しています。
お金がない!
仕事がない!
人気がない!
三重苦のイメージが強い俳優。
100人が目指しても1人成功するかどうかの厳しい世界です。
99人は俳優業では生活できずに泥水をすすって生きています。
でも、売れてなくても楽しいことって沢山あるんですよ!!
いや、むしろ楽しいことだらけです!!
ヤケクソじゃありません!(涙目)
ざっとまとめるとこれくらい嬉しいことがありました!
- ドラマに出れた
有名人に会えた
- 仲間に出会えた
応援してもらえる
かつての友人が集まる
人前で話すことに抵抗がなくなる
自分の感情と向き合える
そこで今日は俳優をしていて嬉しかったことをまとめます。
- これから俳優を目指したい人
- 俳優で頑張ってる人
- なんとなく俳優を続けてしまってる人
みんなでウンウン頷きながら読んでください!
ドラマに出れた
一番はこれでしょう。
ドラマに出れた。
目指す俳優の形は俳優志望の数だけありますが、
基本的には「テレビドラマで活躍する人」に憧れるのが最もポピュラーな形です。
テレビや映画、映像で活躍したいと思うのがシンプルな願いです。
ぼくもそうでした。
というか、ぶっちゃけた話。
世間的にはテレビに出ないと俳優と認めてもらえません。
俳優を目指して小劇場で頑張っていた頃、ぼくが俳優をしていると聞いた親戚や知り合いは揃って
「どのドラマ出てるの?」 ←悪気はない
と聞いてきました。
・・・(答えられねぇ)
完全に俳優あるあるです。
もちろん舞台俳優も立派な俳優です。
ドラマには出ずとも素晴らしい俳優が山ほどいます。
だがしかし!
今だに一番影響力があるのはテレビです。
ぼくも数えるくらいしかドラマに出ていませんが、
それでも今だに「ドラマ見たよ」と言われるくらいです。
なのでドラマに出るという俳優志望が最初に抱く夢をちゃんと達成できたのは嬉しいです。
有名人に会えた
これも大変嬉しかったことです。
「俳優になりたい=俳優を研究する」は必須なので沢山ドラマを見て育ちました。
テレビでずっと見ていた俳優と現場で会うのはめちゃくちゃ嬉しかったです。
というか単純にミーハーなので、会う度に「うわ!◯◯だ!!」と内心舞い上がってました。
ここで名前を出すのは忍びないので隠しますが、会いたいと思ってた方はほとんど会いました!
会いました、というか見掛けましたも含まれますが…
憧れの俳優と共演できるように頑張る、というのも高いモチベーションを保つ上で大切なことです。
仲間に出会えた
俳優業…特に売れない俳優をしていると同じような境遇の俳優に沢山出会います。
- みんな今の生活に悩み、将来が不安。
- でも俳優であることを楽しく過ごしている。
中にはビックリするくらい嫌なヤツもいるけど、それでもだいたいはいいひとです。
切磋琢磨して互いに技術を向上させたり、夢を語ってお酒を飲み明かしたり、
俳優をしていなかったら絶対友達になれなかっただろうな、と思う人もいます。
互いに俳優を志すという人生の交錯で出会った仲間の存在はいつでも嬉しいです。
応援してもらえる
これも俳優あるある。
長いこと続けていると応援してくれる人が増えます。
身内や友達に応援してもらえるのも感謝感謝ですが、
知り合いじゃない方から応援されるようになったときの嬉しさは言葉で言い尽くせません。
舞台のときに頂いたお客様からの手紙はどれも宝物です。すべて大切に保管してます。
この直接の知り合いじゃない方にどれだけ応援してもらえるかが俳優として活動していく上でのモチベーションに大きく関わります。
かつての友人が集まる
ぼくは自分で脚本を書いて演出して舞台を作っています。
そうすると「小野の作品だから」とこれまでに交流があった方々が沢山来場してくれます。
高校や大学の友人たちはぼくの舞台を「みんなが定期的に集まる場所」にしてくれています。
ちょっとした同窓会です。
- ぼくの作る作品
- ぼくが俳優活動をしていること
が人同士を結び付ける役割を果たしていることを嬉しく思います。
人前で話すことに抵抗がなくなる
これはスキル。
俳優として人前で表現することに慣れると大勢の前で話すことに抵抗がなくなります。
優秀な方でもプレゼンが下手な人いるじゃないですか?
- 声が小さい
- 視線が定まらない
- ジェスチャーができない
- 自信がなさそう
俳優として勉強していく過程でそれを補うスキルは自動的に習得しました。
人前で臆することなく堂々と話せるのは単純に能力として嬉しいです。
俳優を後悔している人は少ない
ここに挙げたのはほんの一握り!!
俳優になると楽しいことや嬉しいことは他にも山ほどあります!
細かい点は人それぞれ違うと思いますが、間違いなく言えるのは、
俳優をしている(していた)ことを後悔してる人は少ないということです。
嫌なことはその100倍ある!
と、嬉しいことを沢山まとめてみましたが、光あるところに必ず闇はある。
俳優をしていて嫌だったことはこの100倍あります(笑)
でもそれはどんな仕事をしていても同じですね。
自分が俳優であることを誇りに思って、今後も活動を続けていきます。
また、俳優志望で本記事に辿り着いた方は
- ぼくがプロの俳優になるために必要だと思うこと
を過去記事にまとめてあるのでよければそちらもお読み下さい。