こんにちは、小野哲平です。
昨年12月に上演した「迷い道」のゲネプロ映像が今更ながら入手できたので近々YouTubeにあげようと思います👊画質は良い感じです🎵台本を購入してくれた方や足を運んでくれた人、気になっていた方が楽しんでくれれば嬉しいです☺今週中にはアップします~✋
— 小野哲平@俳優ブロガー (@yen_town1014) September 16, 2019
先日Twitterで呟いたように昨年12月に二日間だけ上演したトムランド番外公演「迷い道」のゲネプロ映像が入手できました。
今宵、三人の男は語る
仕事・恋愛・家族・友情・ここまでの人生
今まで言えなかったこと、ずっと感じていたこと
どこで間違えた、何を間違えた。はたまた間違っていないのか
悩み苦しみ 流れ流され 迷いに迷って歩いてきたこの道
振り返れば遙か遠く 故郷が見える
納得できない人生に 納得できる言い訳を探して
男達は語り続ける
彼らが紡いだ時間は何なのか
これは芝居か 放たれる言葉は書かれた台詞か真実の叫びか
トムランドがお送りする渾身の哀愁挽歌
笑ってください 泣いてください
そして時々思い出してください こんな男達がいたことを
せっかく公開するので今日はこの作品の思い出なんかを書こうかと思います。
そんなこといいから早く見せろよ!という方は↓をクリックしてください(泣)
舞台のきっかけ
以前からぼくやトムランドのことを知ってくれている方はよくご存知かと思いますが、そもそも2018年の11月に我々トムランドは「うそつき」という作品を上演する予定でした。
私は知ってます、貴方の美しさを
私だけが知っているのです (うそつき仮チラシより)
誰からも愛されなかった悲しい女と、存在しているのか分からない友情を信じ続ける優しい男を主軸とした優しい群像劇を上演するはずでした。
だが、しかし、様々な事情が重なり合い、上演は中止になりました。
細部に関しては書きませんがこのうそつき上演中止という案件が、体制に対するぼくの怒りの頂点であり結局誰も他人の人生なんぞに責任を持ってくれないんだという真実を骨身に染みこむまで理解できた事柄でした。
とは言え、このとめどない絶望と怒りがぼくをブログやYouTubeに駆り立ててくれたので、今となっては多少なりとも感謝はしています。
そんなうそつき上演中止から生まれたのがこの迷い道です。
公演まで
2017年に上演した「儚人~はかなびと~」はその年の2月から準備を始めて11月に上演しました。
初めてのトムランド公演だったので十分な準備期間を設けてしっかり創り上げました。それぞれが役者だけでなくスタッフ面も兼任していたので単純に時間が必要だったのです。
それに比べ、迷い道はスケジュールがキツキツでした。
もともとうそつきを上演するために2017年末からスケジュールを考えていたのですが、うそつきが上演中止。また一から企画を動かしたのが2018年の夏。上演場所を探すところからのスタートでした。
その時点で台本はありません。
そしてぼくはそのまま新橋演舞場のオセローという舞台現場に入ってしまいました。
オセローは稽古と本番で8.9月の二ヶ月拘束です。
さすがにその間はオセローに専念しました。
夢にまでみた新橋演舞場だからね!
で、公演終了して9月末。
そこから急ピッチで台本書いて仕上げたのが本作です。
三人芝居+園田さん
本作は三人芝居です。出演者はぼく、大楽、吉木。
加えて音響・照明とスタッフ関連は園田さんがやってくれました!
なので2018年の10~11月は常にこの四人で行動を共にしていました。
今もだいたい一緒にいますよね…
そだね…
逃げ場のない恐怖
この舞台、見てもらった方は分かると思うのですが客席が三面になっていて、演者は一度登場したらどこにも捌けれない(舞台上から消えない)です。
三方向の視線を浴びながら100分間ずーっと三人で芝居を進めます。
これ…疲れたぁ(笑)
一度楽屋に行く、ということがないでので何が起きても芝居をしていく中で解決していかなければいけないんです。これが結構な疲労度。
人気ある作品なので再演も考えているのですが、次回は三面はやめようと誓いました。笑
あらすじ・注意点
●あらすじ
物語は後藤の自宅に朝日と立原が招かれるシーンから始める。
大学の同級生だった三人はその日様々なことを語り合う。
今まで話せなかったこと、気になっていたこと。
愛とは、友情とは、人生とは。やがて思い出す共通の友人、野口。
後藤の妻、響子の行動によって三人がずっと忘れていたことが蘇る。
どうして野口のことを忘れていたのか。思い出すことは幸せなのか。
納得できない人生に、納得できる言い訳を探して、
今宵三人の男は語る。
これは、三人が送る六人の物語である。
●注意点
- この映像はあくまでも記録用です。公開目的で撮影されていません。
- ゲネプロですが観客は数名います。
- 音響・照明のミスは多めです。
- 台詞が聞き取りづらいのでイヤホン視聴を推奨します。
台本は電子書籍で販売してます!!
こちらは宣伝です!笑
台本は電子書籍で販売しています。
AmazonKindleですけど普通にスマホで読めるので良ければ購入してくだせぇ。
儚人~はかなびと~も売ってます!
トムランド公演一発目であり我々の代表作である「儚人~はかなびと~」の台本も電子書籍で購入可能です。こちらは50部以上売れてます!ありがたい!!
それではお楽しみください!!!
以上、長々と書きましたが最後に迷い道の予告編とゲネプロ映像を貼っておきます!!
是非是非最後までお楽しみください!!
俺も出たかったぞぉー!!