こんにちは、小野哲平です。
あなたは自分のことが好きですか??
これを考えたことがない人はおそらくいないんじゃないかな。
沢山の方が今まで幾度となく自問自答、もしくは誰かに問われて考えた事のあることだと思います。
今日はこの「自分を好きになる」という状態がどういう状態なのかと、それを達成するにはどうしたら良いのかについて書きます。
結論から書くと
「自分を好きになる」には「小さな成功を重ねること」が重要です。
以下、深掘りしていきます。
「自分を好き」という状態について
そもそも自分を好きになるってどういうことやねん??
簡単にみんな使うけど「自分のことを好きですか?」って結構抽象的な問いだと思います。
例えば好きな人がいて、その人のことは好きだけど全てにおいて、細部に至るまで完璧に好きってことはなかなかないです。人間ですから、ある一定の部分においては考え方が合わないことや、やめてほしい行動はあるはずです。
つまり「誰かが好き」を超細かく言い換えれば、そういう点もあるけど「トータルで好き」ということになります。
これと同様に、自分が自分を好きになる点も例外ではありません。
100%好きか、100%嫌いか、この二択ではなくてもっとグレーです。
自分に自信がある人
上記の前提を踏まえた上で追記すると、自分のことが好きな人は自分に自信がある人です。
そして更なる自信を付けたいが為に正しく努力している人。
失敗を恐れることなく挑戦を繰り返し、ストレスに打ち勝つ人。
自分に自信がある人は己の人生を変えるチカラのある人と言って差し支えないです。
反対に自分のことが好きになれない人は自分に自信がない人です。
自分に自信がないばかりに失敗を恐れ、挑戦する気持ちを失い、周りの意見に流されるがまま自分の人生をなんとなく過ごしてしまう人です。
つまりまとめると
- 自分のことが好きな人 = 自分に自信がある人
- 自分のことが嫌な人 = 自分に自信がない人
と言い換えることができます。
以上から、自分のことを好きになるには自分に自信を持つこと。
自分に自信が付けば自分のことを好きになれるという説が生まれます。
成功を重ねる(自分との約束を達成する)
ではどうやって自分に自信を付けるのか。それは「小さな成功を重ねること」。
小さな成功とは「自分に課せた目標を達成すること」です。
何でも構いません。
例えば、「1日30分本を読む」や「毎日走る」でもいいです。
漠然と毎日を過ごすのではなく自分に目標を提示してください。
そしてそれを達成してください。
そういう自分が自分に課せたことを一つづつクリアすることによって、「今日も達成することが出来た!」という小さな成功体験を積み重ねることができます。
そうすると不思議なモノで人は少しづつ自信がつきます。
嘘じゃありません。
「自分はこれを成し遂げた」という達成感が必ずあなたを強くしていきます。
ポイントは少しづつ自信をつけることです。日々の積み重ねが確実な自信になります。
目標を設定する際の注意点
自信をつける為、自分を好きになる為の目標を設定する際の注意点が二点。
ハードルを高くしないこと
一つ目はハードルを高くしないこと。ハードルは思いっきり下げて下さい。
最初から「毎日本を一冊読む」や「ブログを毎日一記事書く」という頑張らないと達成が難しい目標を掲げるのはオススメしません。
なぜなら達成できないときに「あぁ…今日もダメだった…」と落ち込み、自分に自信をつけるどころか達成できなかった自分を情けなく思い自分のことを嫌いになる要因を増やすからです。
だから最初はうんとハードルを下げてください。
「10分早く起きる」とかその辺でいいです。
簡単でも最初は達成できる目標を掲げて、達成した自分を褒めてあげることが大切です。
マイナスの目標にしないこと
これもたまにやりがちな人がいるのですが、日々の目標はマイナスのものにしてはいけません。
自分がその部分を嫌だと思っているのに嫌な部分を目標にして達成しようとすることです。
例えば「1日5時間ゲームをする」。
毎日ゲームばかりしている自分が嫌だった場合、この目標じゃ意味がわかりませんよね。
目標を達成して自分を好きになることがゴールなのに、目標達成自体をゴールとしている本末転倒な行為です。
日々の目標はこうだったらいいな、こうありたいという理想の自分への道を一番手前側に持ってきたものであるべきです。
「毎朝ランニングしたい」が理想であるなら最初は「10分早く起きる」で構いません。
何度も書くようにポイントは少しづつ自分を好きになることです。
長い目で確かな自信を付けて確実に胸を張って自分を好きと言えるようになりましょう。
やってはいけないこと
自分を好きになるには自分に自信をつけること。
その為には小さな成功体験を重ねることが大切、とここまで説明しました。
ですが、それを繰り返しても絶対に自分を好きになれない人がいます。
それが以下の二つに該当する人。
- 誰かに評価の物差しを委ねる人
- 完璧を求める人
この二つに該当する人はなかなか自分ひとりのチカラでは自信を付けづらいです。
以下、説明します。
誰かに評価の物差しを委ねる人
自分を好きになれない人にありがちな特徴なのですが、憧れている人や信頼している友人の言葉を鵜呑みにしてその言葉のひとつひとつに心を乱してしまう人がいます。
「○○さんが言うならきっとそうなんだ…」
この傾向がある人はどれだけ自分に自信を付けても誰かの言葉ひとつですぐ振り出しに戻ってしまいます。
これは断言しておきますが、他人に評価の物差しを握られている人は正直生きづらいです。
人は基本的に自分のことだけを考えています。
そのときそのときで最適な言葉なんて掛けてもらえません。
だからこそ自分ひとりで幸せを感じれるようにならないといけないのです。
自分が何かを達成したならば、それを評価するのはまず自分自身であって、誰かの評価は後から付いてくるものです。
自分を好きでいる為には自分軸で生きるようにしましょう。
完璧を求める人
全てにおいて完璧を求める人も自分に自信を付けることが難しいです。
仮に自分に自信があったとしても息苦しくなってしまいます。
「自分で課した日々の目標を達成すること=日々の成功体験」が自分に自信を付ける最適解だと説明しましたが、それでもやはり達成できない日はあります。
そのときに落ち込まないこと。0か100で物事を考えないことです。
3日達成して1日達成できなかったとしても、3日は達成しているわけです。
一度の失敗よりも三度の成功を喜べるようになりましょう。
小さな成功で少しづつ自信をつける
自分を好きになる(=自分に自信を付ける)には日々の生活習慣を変えることが大切です。
しかし長い年月を掛けて定着した習慣というものがいきなりパッと変えれるものでありません。
むりやり変えたものは勢いで変えたものなので時間が流れれば元に戻ります。
だからこそ小さな成功体験を繰り返して少しづつ、それでいて確かな自信を身につけることが大切です。
自分に自信が付けば自分のことを自然に好きになります。
そうすると自己肯定感が上がり、些細なことでも幸せに思えるようになります。
幸せを感じれる回数が多い方が単純に素敵ですよね。
自己肯定感が上がると「成功しやすいイメージ」が身について、更に自分の人生を好きになることができます。
つまり小さな成功体験を繰り返すことが自分を好きになるだけじゃなく、自分の人生そのものを変えることになるのです。
自らの欠点をしっかり受け入れ、自分の為に時間とお金を使い、誰よりも自分自身が楽しいあなたの人生を作りましょう!!