コラム(不定期更新) 怖いネカフェの話

ネットカフェで財布が盗まれたらどうなる!?まず利用料金を支払ってください。

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ネカフェ裏話

こんにちは、小野哲平です。

 

過去二回書いたネットカフェ事件簿が好評で沢山閲覧されています。

 

今日は第3弾。

とは言え前回までのようにぼくが遭遇した事件の紹介ではありません。

 

あなたはネットカフェ(以下ネカフェ)に泊まったことがありますか?

 

日常的に宿泊しなくても、終電を逃して突発的に利用せざるを得ないときもありますよね?

 

始発までの時間潰しだけならホテルに行かなくてもネカフェで十分。

最近はブースも広いし何より値段が安い。

 

まさに庶民の味方。

 

でもネカフェには危険が沢山潜んでいます。

店員を経験すると毎日がアドベンチャーです。来る人来る人摩訶不思議です。

 

もしあなたが予期せぬ事情でネカフェを利用するときに一番気をつけてほしいのが盗難

 

ずばり財布盗難です。

 

そこで今日は「もしもネカフェで盗難に遭ったら」というテーマで記事を書いていきます。

元店員のぼくが内情をお伝えします。

全てぼく個人の経験に基づく主張です。
ネットカフェ業界全体のルールと誤認しないように。
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盗難は日常茶飯事

ネカフェ店員あるあるなのか、ぼくが働いていた店舗あるあるなのかは不明ですが誤解を恐れずに断言させてもらうと、ネカフェでは盗難は日常茶飯事です。

 

ぼくの働いていた店舗でも多いときは週一くらいで財布盗難がありました。

朝方になって「すいません、財布がなくなりました」という客は全くもって珍しくありません。

おのぺー
おのぺー

驚きもないよ!

 

以前も書きましたが、ぼくが働いていたネカフェのブースには鍵がかけられません。

なので誰が利用していても開けれます。開けれちゃうんです。

現在は店舗によって鍵付個室がある場所もあるようです。

 

そして終電を逃して入店する人はほとんどが酔っ払っているので、ブースで横になった途端には爆睡してます。

重度に泥酔してる方の入店はお断りしていました。

 

更に店はいつでも最低人数での運営。監視カメラも数が限られています。

 

ずばり言いましょう。

何度か来店してスタッフの休憩パターンと監視カメラの位置を調べ、巡回が手薄のときにカメラに映らないブースで犯行に及ばれたら誰も犯人が分かりません。

 

朝方になってお客様から「財布がなくなった!」と言われたときは、時すでに遅しです。

 

警察呼んでも何もしてくれません。

だって、そもそもあなたが財布を持っていた証拠もないのだから。

 

なので本記事の最重要ポイントは、ネカフェで寝泊まりするのは危険なのでやめた方がよい、です。

泥酔して寝ている人から財布を盗むことを目的として入店している人もいます。

そもそもネットカフェに泊まることをオススメできない。

ほぼ確実に犯人はいない

書くまでもないことですが、

あなたが財布盗難に気付いたときに盗んだ犯人がまだ店内にいる可能性は低いです。

 

ほとんどが犯行後すぐに退店しています。

 

なので元店員の意見としては「中途半端な時間に退店したヤツ」は怪しいです。

  • 退店予定時刻より大幅に前倒しして帰る人
  • 始発が動く前に退店する人

 

この辺が犯人だったケースはよくあります。監視カメラに犯行が映っていました。

利用料金を払おう

しかし犯人が分かってもぼくが働いていた店舗は特に何もしませんでした。

というのは、店内で起こった盗難はお客様責任なので店側は責任を負いません。

 

だいたいどの店舗でも↓のような注意書きがHPに掲載されてるはず。

お荷物・貴重品はお客様ご自身での管理を願います。盗難等の被害につきまして当店では一切責任を負いません。

なのでお店からすれば財布盗難の事件が起きたことよりも、盗まれた人間が今日の利用代をどうやって払うのかの方が重要です。

 

被害者だろうが、お金がない時点で店にとっては未払い客になります。

 

なので悲しくて悔しくて仕方がないでしょうが、まずはどうにかして利用料金を支払ってください。

財布盗難されても支払い義務はある。それを忘れずに。

結局被害者も払いに来ない

ぼくは過去2回の記事でネットカフェは本当におかしい人が集まるので、そういう人間を相手にしていると人生観が変わると主張してきました。

おのぺー
おのぺー

ぼくが働いていた店だけかもですが

それは財布盗難でも顕著に現れていて、「財布盗まれた!」と主張してお金を払えずに未払い誓約書を書いて支払期日を決めても、結局払いに来ない人が殆どです。

 

ビックリしますよね??

 

でもそれが現実です。するとどうなるか。

当然そもそも財布盗難が嘘なんじゃねぇの?という話になります。

 

実際のところは分かりません。

 

でも財布盗難されてヘラヘラしてる人もいたし、

それを言えば無料で帰れる魔法の言葉のように思っていたのかも知れません。

現在は完全会員制の店舗も増えたのでそういうトラブルは少なくなってると予想します。
おのぺー
おのぺー

そうであってほしい…

ネカフェで財布盗難に遭ったときの手順

まとめです。

 

ネカフェで財布盗難に遭ったら

  1. 気付いた時点で受付でスタッフに伝える
  2. 確実に手元に財布があった時刻が分かっていれば伝える(カメラ確認時間を狭めるため)
  3. 監視カメラを確認してもらう(全く映らないブースも有り)
  4. ブースに侵入してる犯人が映っていたら警察を呼ぶ
  5. 被害届を提出(映ってなければ遺失物届) 
  6. 利用料金をどうやって支払うか考える

 

  • 家族or友人に来てもらう
  • 電子マネーが無事ならそれで支払う
  • 誓約書を書いて後日支払う
支払わなかったらあなたも犯罪者です。

結論:ネカフェに泊まるのはリスクが大きすぎる

ネカフェは24時間営業&最低人数での営業なので、あなたが財布をなくしても店員が親身に対応してくれるとは限りません。

 

あなたが被害者だとしても、あなた一人にスタッフを一人取られてしまったら店が回らないのです。

 

特に朝型の退店ラッシュ時はあなたの財布なんて考える余裕がありません。

従業員はほぼ何もできない、です。

 

もし店に余裕があったとしても従業員ができることは

  • 警察を呼ぶ
  • 店内を捜索する
  • 監視カメラを確認する

これくらいしかありません。

 

それにもし監視カメラに犯人が映っていて、あなたが被害届を出して犯人が捕まったとしても、

あなたのお金が返ってくることはありません。

 

先ほども書きましたが、ネカフェには盗難目的で入店してくる人がいます。

盗難以外では盗撮、女性のブースに侵入するなんて事件もありました。

おのぺー
おのぺー

全部警察沙汰だよ!

 

どうですか?

リスク大きくないですか?

 

現在は鍵付き個室、完全会員制になってる店舗も多いので以前ほどリスキーではないと思いますが、それでもぼくはネカフェでの宿泊は避けた方が無難かと思います。

 

これは元ネカフェ店員の本気の意見です。

おのぺー
おのぺー

何かあってからじゃ遅いんだよ!

ネットカフェに泊まるのはリスクが大きい。
ネカフェ裏話
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