こんにちは、小野哲平です。
2020年6月24日に発売されたジャニーズWESTの新譜「証拠」。
毎度のことながら発売と同時にSNSでトレンドを獲得して盛り上がっています。
形態は3パターン。
- 初回盤A(CD+DVD)
- 初回盤B(CD+DVD)
- 通常版(CD)
今回はぼくが購入した初回版Bに収録されている「間違っちゃいない。」について書きます。
ジャケット一番好きかも。#ジャニーズWEST証拠 pic.twitter.com/FYbdTbpcj5
— 小野哲平@俳優ブロガー (@yen_town1014) June 26, 2020
間違っちゃいない。
この曲、元々はアルバム「WESTV!」に入ってる楽曲なんですよね。
WESTV!はぼくがジャニーズWESTに興味を持ってすぐ発売されたアルバムだったのでよく覚えてます。
We are WEST!!!!!!!、愛の奴隷、月詠人、など名曲揃いのアルバムです。
その名盤の最後に収録されてたのが「間違っちゃいない」。
当時から心を打つ歌詞でぼくに刺さりまくりでした。
作詞作曲はしげちゃん。
いや~神山くんもそうですけどメンバーが曲作れるって凄いですよね。
歌って踊れて楽器できて曲作れて、ジャニーズはいつの時代もエンターテイメントの頂点。
間違っちゃいないの歌詞はとても共感性に溢れています。
「馴染めない」とか「なぜ同じように生きれないの」って個々で環境は違えど誰もが一度は感じたことのある不安や悩みだと思うんですよね。
すごく人間チックな歌詞から始まるのが曲の世界への誘いをスムーズにしています。
皆さんご存じのように、この曲は「許し」の曲です。
色々あるけど「いいんだよ」と優しく包んでくれる楽曲です。
なので自己肯定感が低い方は涙ポロポロ流れてきてしまうことでしょう。
そもそも「間違っちゃいない」という曲名がいい。
「間違ってない」と断定するわけでもなく、「間違ってるわけじゃない」と強く自分自身に言い聞かすわけでもなく、「本当は間違ってるかも…」と根っこの部分の弱さを残したような言い回しが「間違っちゃいない」。
とても人間臭くていい。
100%自分が正しいと思って生きてくのは反対の意味でどこか無責任だし、やっぱり生きていく上で人は「これでいいのかな…」と自問することが尽きないとぼくは思います。
自分が間違っていないと強く言い聞かせること自体、心のどこかで「間違ってるかも…」と思ってることなので、曲の最後に「間違っちゃいない」を連呼して終わるところなどは人間の心情としてとてもリアルだなと。
これを書いてるときのしげちゃんがそんな心境だったのだろうと、感じとることができます。
でも、ここまではWESTV!時点の話。
ここからは「証拠」に収録されている「間違っちゃいない。」
前回三人で歌われているのに対し今回は七人フルメンバーで曲を歌っています。
編曲が変わっていることもあって、だいぶ雰囲気が違います。
てか全然違います。
え!歌詞変わった!?
と思わずWESTV!の歌詞カードを引っ張りだして今回のと比べてしまうほどです。
ぼくは音楽には疎いので専門的なことはわかりませんが感覚としては、前回の三人ver.にあった迷いや戸惑い、それらを吹っ切る強い言い聞かせが今回は冒頭から最後まで感じ取れません。
- ちょっと寂しい
- ヴォーカル先行
- 希望の中に迷いが不安が見え隠れする
- 寂しくない
- イントロがある
- 希望が全面に溢れ出る
イメージ的には最初から「心の底から間違ってちゃいない」と思ってる人たちが歌ってるような。
流れた時間が彼らを成長させたのもあるでしょうが、単純に
3人では不安でも7人なら大丈夫。
のようなシンプルなメッセージに聴こえて心地よいです。
前回でチラリと見えた希望への道標が今回はガッツリと浮かび上がるようなイメージです。
不安に打ち勝った人の輝く未来への歌です。
。が付くことで「間違っちゃいない」と自分たちに断言するような強い気持ちや覚悟が感じ取れます。
しげちゃんの中で迷いが確信に変わったのかな。
それにしても同じ曲なのにこんなにも変わるものなんですね。
ぼくはネガティブ人間なので前回のような弱さ、不安、儚さを含んだ人間臭い「間違っちゃいない」も好きです。
今後のジャニーズWESTにとっても大事な曲になっていくであろう「間違っちゃいない。」、今回成長があったように今後も歌い続けることによって進化していくことと思います。
「うまくいかないことばかりでも、少しでもみんなの背中を押すことができたら」
特典DVDでしげちゃんが話していました。
また、WESTV!のコンサート映像では「間違っちゃいない」歌い出し前にこう挨拶しています。
間違っちゃいない。
ジャニーズ好きとかジャス民とか音楽好きとかそういうこと一切関係なく、日々頑張ってる人に届いてほしい曲です。
きっとこの曲はあなたを許してくれるでしょう。