こんにちは、小野哲平です。
今日はコミック紹介!!
紹介する作品はあずみきし先生の「死役所」です!
死者が必ず立ち寄る役所「死役所」で働く職員と、そこを訪れる死者の話を描いた人気作。
単行本は現在13巻まで刊行されており、累計部数は電子書籍版も含め300万部を突破!!!
テレビ東京でドラマ化も決定し、これからもっと注目されるであろう本作の魅力を紹介します!

ぼくも全巻読んでます!
内容紹介
え!?死んだあとにも手続きがあるの!?
死者が必ず立ち寄る死役所。そこでは職員の前で死の手続きをしなければならない。
そこで働く人も死者。死んでなお、自分の人生は何だったのかを振り返る物語。
死んだらどうなるのか?誰でも一度は想像したことのあるこの問いは人類の永遠のテーマです。
天国はあるのか、地獄はどんなところなのか。先に死んだあの人には会えるのか。
誰かが死ぬ度、死にたいと思う度、誰だって想像したことがあるはず。
良き行いをすればきっと天国に、生きることが苦しくてツラくて仕方なかった人はラクになることを願って命を絶ちます。
でも…そこで待ってるのが手続きだったら?
本作の主人公は貼り付いたような笑顔を浮かべるミステリアスな職員・シ村。
彼の前に、さまざまな過去を抱えた死者たちが訪れ物語は進んでいきます。
現世と同じような役所。
そこを訪れた死者は職員の前で自分の死因を書かされ、どんな人生だったかを振り返ります。
本作は、死役所という此岸と彼岸の境界に存在する架空の機関で働く職員と、そこを訪れる死者たちとの対話を通じて自分の人生や命について考えさせられる作品です。
原作紹介
作者はあずみきし先生。本作がデビュー作です。
2013年より「月刊コミック@バンチ」にて連載開始。第1話目から大きな反響を呼び、各方面から高い評価を得ています。
現在(2019年8月)単行本は13巻まで刊行。累計販売数は300万部を突破しています(電子版含む)。
作者のあずみきし先生は実際に大分県別府市の役所に勤務経験があり、そこでの経験が本作に強く影響しているそうです。
公園緑地課にいた当時、役所が扱う書類の多さに驚いた。公園を利用するだけでも申請書が必要となる。「何をするにも申請書がいる」と知った時、ふと「自殺にも申請書が必要だったらいやだな」という発想が浮かんだ。「死」と「申請書」の連想から「死役所」のアイデアが生まれた。引用:朝日新聞 あずみきしインタビュー
一話あらすじ
沢山のエピソードがありますが、本記事では一巻の第一話のあらすじを簡単に紹介します。
この死役所という作品の雰囲気を掴んでくれれば幸いです。
【一話あらすじ】
死役所に現れたのは中学一年生の少年。いじめを苦に自殺。
足は折れ、両目から血を流した状態。
「自殺ですね?」
そう声を掛けたシ村はその子を自殺課に案内する。手渡された「自殺申請書」に記入をする際、少年は受けたいじめを思い出し、怒りと悔しさに声を荒げる。しかしシ村は顔色ひとつ変えずに「成仏するのに必要な手続きですので」と流すのであった。
母が再婚し義父が自分に興味を持っていないことを悟っていた少年はシ役所内で自分をいじめていた生徒に遭遇する。その生徒は少年の義父に轢き殺されていた。
少年は義父に愛されていた。死んでからそのことに気付く少年。
「迷惑かけてごめんなさい。いや、今度生まれ変わったらいい親子に‥でもなくて
もっといろんな話がしたかった」
いつかここに現れる義父にそう伝えてくれるようシ村に頼んだ少年はニッコリ微笑み、
成仏の扉に向かうのであった。
ドラマ化決定!
長年話題になっていた作品で映像化されるのも時間の問題と思われていましたが、この度TV東京でドラマ化することになりました!主人公のシ村を演じるのはTOKIOの松岡昌宏さんです。

放送時間は毎週水曜24:12~
やはり深夜です。原作に忠実に映像化するとなるとゴールデンに放送する内容ではないので…。
「モテキ」や「孤独のグルメ」など数々の名作を生んできたテレビ東京の深夜ドラマ。
本作も大いに期待ができます!!
試し読みはこちらから!
以上、今回はネットでの注目度も高くドラマ化も決定した話題作「死役所」を紹介しました!
10月から始まるドラマを前に少しでも原作を読んでおきたいという方は無料で第一話を試し読みすることができます!!下記リンクからどうぞ~!