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千葉県野田市、スクールロイヤー制度導入へ。スクールロイヤー制度とは?

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過去何度か取り上げている
千葉県野田市小四女児虐待死事件。

以前【今週の小野哲平】この問題の再発を防ぐひとつの手立てとして、
スクールロイヤーを導入しては?という話をしました。


無論ぼくだけではなくて、
ネットでも同じ声が上がっていたのですが、

この度、千葉県野田市が
正式にこのスクールロイヤー制度を導入することを発表しました。

ではこの聞き慣れないスクールロイヤーとは何なのか、
ということを今日は書いていきます。

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スクールロイヤーとは

スクールロイヤーというのは、学校で起こるいじめや保護者とのトラブル等を法的に解決する弁護士のことです。言わば学校内弁護士ですね。

そして弁護士会と教育委員会と連携を取り、
学校に弁護士を派遣する制度をスクールロイヤー制度といいます。

この説明だけ聞くと何か揉め事があったときに、
登場して解決してくれるんだろうなーと思いますが、

文科省がこの制度に期待している点は三点

予防教育

いじめが起きる前に、
そもそもいじめって何なの?ということを早い段階で子供達に教えます。

いじめが刑事罰になることや損害賠償責任が発生すること、

君たちが軽い気持ちで始めたからかいが、
大きな事件になって君たちの家族まで巻き込んで一生償えない問題になる、

そういう部分を正確に伝えます。

この部分が現行の教育制度では担当教員のさじ加減になっているので、物心着く前にしっかり教え込むことで少しは環境が変わるのではないかとぼくは考えています。

とは言え、弁護士が教壇に上がることはないので、
その授業モデルを構築したりすることがスクールロイヤーの役割です。

法的指導

これがぼくたちが想像するスクールロイヤーの仕事です。

問題が起きたときに学校側に助言をしたり、
保護者からの要望対応をして教員の精神的負担を減らします。

法令に基づく対応

これは学校がいじめ問題への対応を、「いじめ防止対策推進法」に基づいて法的にきちんと行っているかどうか弁護士が確認するというものです。

この三つがスクールロイヤーの大きな役割です。

2018年に文科省が提出した「意見書」によると、スクールロイヤーとは、

「学校現場で発生する様々な問題に対して,裁判になってから関わるのではなく,むしろトラブルが予測されそうな段階から,学校の相談相手と しての立場で,子どもの最善の利益の観点から,教育や福祉,子どもの権利等の視点を取り入れながら継続的に助言する弁護士」

とされています。

危惧される点

スクールロイヤー導入によって、
幾つかの問題点も危惧されています。

まずこの制度が「確立されたもの」じゃないこと、
教員との役割分担もまだ不透明な部分が多く、
全ての弁護士が教育現場のことには詳しいわけではない。

なので制度の導入によって見えてくる問題点も多くなるはずです。
教育側が求める「解決」と保護者側が求める「解決」が違う場合もあります。

制度の充実が問題の根本を解決する糸口になるのか、
他人事にならずに引き続き勉強していきたいと思います。

また、今回の千葉県野田市スクールロイヤー導入についても「今週の小野哲平」で話しているので、良ければお聴きください。


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