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現代に蘇る伝説の舞台「唐版 風の又三郎」!!

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舞台鑑賞

2月8日からシアターコクーンで上演される
唐版 風の又三郎


ふとしたことからこの舞台に足を運ぶことになりました。

唐十郎さんの作品を生で見るのは初めてで今からとても楽しみです。

風の又三郎って?

風の又三郎と言えばご存知、宮沢賢治
小さい頃に読んだ方も多いのではないでしょうか?

夏休みが明けて子どもたちが村の小学校へやってくると、教室には見なれない一人の少年がいた。彼は赤毛で、黒い目をもっていた。名前は高田三郎と言って、この小学校にあたらしくやってきた転校生なのである。子どもたちは、彼を「風の又三郎」と呼び、次第に仲良くなっていった。しかし、風の強く吹いた次の日、又三郎と呼ばれた少年が小学校にやってくることはなく、どこかへ転校してしまったのであった。

転校生「高田三郎」は一体何者だったのか?

この作品は様々な方が考察を書かれています。

「風の又三郎 解説」
と検索するだけで、
ずらーっとサイトが出てきます。

ですがこの作品は宮沢賢治の死の翌年に発表されました。

なので本作の謎には誰も正解を答えることができません。

「正解がない」という事実が宮沢賢治の不思議な世界観を際立たせ、
読む者を深く魅了するのかもしれません。

唐版って?

宮沢賢治はともかく、
じゃあ唐版って何なのよという話になりますね。

「唐版 風の又三郎」は劇作家の唐十郎さんが、
宮沢賢治の「風の又三郎」をモチーフにして書き上げた作品です。

初演は1974年、唐さん率いる劇団「状況劇場」によって上演されました。

宮沢賢治の「風の又三郎」にギリシャ神話、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」、さらに初演の前年となる73年に起った自衛隊員による隊機乗り逃げ事件などをつきまぜながら誕生した民衆の「神話」ともいえる作品。不忍池の水上音楽堂や夢の島に張られたテントなどでの上演は、当日券を求め5時間並ぶことも厭わない観客の熱狂ぶりも話題を呼んだ。

今回、その伝説の舞台が渋谷シアターコクーンに蘇ります。

出演者


6年振りの舞台出演となる窪田正孝と、
元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音ダブル主演です。

あらすじ


東京の下町で二人の男女が出会う。精神病院から逃げてきた青年「織部」と宇都宮から流れてきたホステスの「エリカ」。
二人はこの物語の中では恋人同士ですらなく、ただ、『風の又三郎』のイメージを介して結びつくもろい関係。
汚濁した世間で生きていくことができずに病院に収容され、それでも、自分を連れ去る風の少年に憧れる織部は、その面影をエリカの中に見い出す。エリカは自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を探す道連れとして、この純真な青年を利用する。探し当てた恋人はすでにこの世の人ではなく・・・・。
ガラスのような精神を抱え、傷つきながらもひたすらに、自らの「風」である女を守ろうとする青年と、いまわしい血の記憶に翻弄される女との、恋よりも切ないものがたり。

戯曲

本作上演に合わせて早川書房から、
『唐版 風の又三郎』を含む唐十郎の傑作アンソロジーが発売されます。


舞台感想はこちら!
舞台「唐版 風の又三郎」感想

舞台鑑賞
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