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NHK「成駒屋・芝翫一家の門出~三田寛子の子育て福笑い~」が良質な番組だった。

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歌舞伎

こんにちは、小野哲平です。

今日は2019年1月1日、NHKで放送された密着番組について書きます。

歌舞伎名門、成駒屋の特集番組です。

ぼくは歌舞伎役者の特集番組が好きで、
時間がある限りはなるべく全て目に通しています。

ご存知の方も多いようにぼくは成駒屋関係者なのですが、
そのぼくが見ても、今まで特集とはひと味違いました。

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放送時間が45分

民放の特集はだいたい60分~120分です。
前回の成駒屋特集も110分程度でした。

参考までに、
毎年放送されている中村屋の密着は約二時間
14日に放送予定の海老蔵さんの特集番組も90分(予定)です。

その中で今回は45分。2016年に放送された、
「菊之助 挑む!~歌舞伎を受け継ぐ男の試練~」も、
約50分の番組でした。

こちらもNHKの番組でしたが、大変見応えがあり、
ぼくは二回見てしまいました。

今回の特集で良かったところは、
芝翫さんに触れないところ。

そこを掘ったら確実に時間がなくなります
その判断がとても潔い。

そうするだけで作品の方向性がある程度固まります。

ではタイトルにあるように、
三田寛子さんだけにフォーカスを当てているのかと思いきや、
三兄弟もそれぞれ順番にピックアップ。

そのピックアップの仕方が良かった。

あえて振り分けるなら、

長男橋之助は「重圧」
二男福之助は「病気、そして覚悟」
三男歌之助は「学業」

この分類です。

むしろ短い放送時間の中で、
この部分だけを切り取ろうという作り手の意志が見えました。

なので非常に分かりやすい構成です。

長男「橋之助」

長男橋之助は、

あまりにも大きくなりすぎた「橋之助」の名跡を父親から譲り受け、

舞台上だけでなく、その過程での戦いも映し出されていました。

彼は自分が生まれた家、自分が成すべきことを明確に捉え、

その努力を決して見せずに前進しています。

今回は普段見ることができない彼の努力が垣間見れたのかと思います。

あれが毎日ですよ。毎日、死ぬまで、です。

次男「福之助」

次男福之助は今回の襲名中に「突発性難聴」に襲われました。

その苦しみや彼の胸の内が放送されました。

歌舞伎役者の次男に生まれてくることは

他の家族のそれとは全く違います。

まず注目されるのは長男。それの歌舞伎のどの家でも同じです。

しかしながら父親である芝翫さんも次男。

その苦悩は自身が体験しています。

自分の居場所っていうのは席が空いてるかってことですよね。
1回でも立ち退いてしまうと誰かに座られてしまう。

番組内での芝翫さんの言葉です。

そんな父親を持つ福之助の覚悟。

兄の後ろについていくのは楽だけど、
それじゃつまらない

普段ムードメーカーである彼が発した決意の言葉が印象的でした。

三男「歌之助」

そして三男歌之助。

彼はまだ高校生です。襲名が始まったときは中学生。

ですが彼もその若さで自分の生まれた家のことを理解し、

その上で勉学との両立に挑んでいます。

襲名時も
途中まで学校で授業を受けてから、

歌舞伎座に通っていました。

彼はまだまだこれから。

兄二人と父親が地方歌舞伎で家におらず、

母親と二人で食事をするシーンが印象的でした。

梨園の妻に関しての記事はまたいつか書こうと思いますが、

正月から良質な番組が見れて良かったです。

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