それ、嘘ですよ…
こんにちは、小野哲平です。

昨日の記事への反響、ありがとうございます。
【歌舞伎役者の廃業問題について】

上記の記事を書くにあたり歌舞伎役者の金銭事情について書かれた記事がないかとネット検索をしてみたのですが見事に嘘だらけでした。

今日はそのことについて書きます。


お弟子さんの月収は30万~40万!?

これを見たとき驚きました。

全員の懐事情を知ってるわけでもアンケートを取ったわけでもないで強くは言いませんが、まぁ…ほぼ嘘ですね。

名題下の平均月収は39万と書いてる記事もありました。

以下、幾つかの記事で書いてあった言葉まとめ

・20代の役者も40代の役者も年収630万円くらいが普通。
・贅沢できる身分ではないが生活はできる
・脇役の年収は480万円~1,000万円

読む価値がない記事ばかりなので引用元は載せません。

これらは一般家庭から歌舞伎役者になる方法が書かれたサイトで、
他にも夢があることがわんさか書いてありました。

もちろん夢はあります。
そこは一切否定しません。

が、その記事のようなお金はすぐにはもらえません。

全てが嘘とは書きませんが、
歌舞伎のお弟子さんの月収を書くのであれば、
まず最低金額をしっかり調べるべきかと思います。

どうして嘘が出回るのか

ここからはネット上に溢れる嘘についての話。

よく調べもせずに嘘を断言してる記事は、
めっちゃ沢山あります。

笑っちゃうくらい多いです。

では、どうして嘘を書くのか
誰かが書かないと出回りませんよね?

これはぼくが思うに、
書いてる本人がどうでもいいと思うことを書いてるからです。

だって真剣にそれを伝えたいときは不確かな言葉で伝えませんよね。

例えば結婚の報告や友人の死なら覚悟を持って書きます。

それと同じで、書いてる本人が実際はどうでもいいと思ってることを書くから結果的にテキトーな記事が量産されます

で、1記事○○円みたいなバイトがあって、
そのテキトーな記事をまとめてコピペするヤツがいるので、
ゴミのような記事がまた量産されるわけです。

特にお金にまつわる記事はよく読まれるので、
嘘ばかりのゴミ記事が目立つとぼくは思っています。

何事もそうなのですが、

それが存在してるということは、
それがあることで利益を受け取る人間がいる


人為的な全ての現象には必ずこの理由が当てはまります。

なので嘘が量産されるシステムは、

記事を書くことで報酬がもらえる
     ↓
しかしその記事には興味がない
     ↓
ネットで拾った不確かな記事をまとめて公開
     ↓
読んだ誰かが鵜呑みにする
     ↓
読まれることで得(広告や自社商品)をする人がいる
     ↓
もっと記事を増やそうと思って発注を掛ける
     ↓
   最初に戻る

ズバリこのサイクルです。


それらを見抜く方法

ではどうしたらそれらを見抜けるのか。

まず第一に簡単に信じないことですね。

軽く手に入れた情報には軽い価値しかない。

今は情報化社会なので親指ひとつで世界中の情報が手に入ります。

でも自分に取って有益な情報が、
そんな簡単に手に入るって怖くないですか?

ぼくは怖いです。

これ何度も書いてますけど、
スマホの登場は世界を変えました。

賢い人間を更に賢く、
そうじゃない人を更にそうじゃなくしてしまいます。

スマホは万能ですが、
それを利用してる人類は万能ではありません。

チラっと見た嘘記事を簡単に信じて広めて、
宣伝活動に一役買ってしまう人がほとんどです。

ぼくだってそうかもしれません。

だからこそ物事を見極めるチカラ、
正しい情報の選択力が必要です。

正しい情報の選択

真実か嘘か見極める時間がないほどに、
現代は情報が溢れかえっています。

興味の選択肢も無数に増えました。

同時に甘い話や誘惑、情報詐欺も沢山あります。

そうしたものをくぐり抜けて社会を生きるのは、
なかなか困難ですが、
その難易度は年々上がり続けています。

これに対抗する為には、
時代の波に置いて行かれないように日々勉強するしか手はないです。

今自分が生きてる時代がそういう時代なら、
それに柔軟に対応するべきです。

時代に不満を漏らしても、時代を嘆いても、
タイムスリップはできません。


正しい情報の選択力を身につけるには、
日々そういう目を持って生活するのが一番です。

無意識を意識的に

そうすればこの社会での活路が見出せるとぼくは考えています。

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